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Questions PCB廃棄量および処理場について(それらに関する政府の規制についても)
カナダ

州政府は、PCBが「ゴミ」となって以降、直接的に関与する。
ブリティッシュコロンビア州では:廃棄物管理法
CEPA下の連邦規制

  • PCB機器の保管規制(Storage of PCB Materials Regulation)
  • PCB廃棄物輸出規制(PCB Waste Export Regulation)
  • 可動PCB処理・分解に関する連邦規制(Federal Mobile PCB Treatment and Destruction Regulation)

あらゆる報告書の量に関して、例えばバラストやコンデンサに含まれるPCB廃棄物やピュアPCB油(Askarel)の量など、その数字は正確な廃棄量の実態を反映してはいないことに注意。というのも、総量と総重量が混合されているからである。

1977年の禁止まで、40000トンのPCBがカナダへ輸入されてきた、と報告されている。カナダ資源および環境閣僚評議会(Canadian Council of Resource and Environmental Ministers)の1986年のレポートでは、行方不明のPCBが16,000トン(40%)とされた。1995年のデータでは8,800 kg(22%)がすでに破棄されており、27%が使用中、20%は保管されており、31%が行方不明であると報告されている。(ヒルボーン,カナダ環境省,1997)
SHTC*の報告では、毎年4〜5,000トンのPCB廃棄物が処理されているという。(1999年には5,300トン、 2000年には4,256トンが処理された)。

2001年12月31日の時点における、全国PCB登録目録(任意提出)には以下のように記載されている:

  Askarels 
(PCB油)  
40- 80%
汚染された鉱物
>1000 mg/l
その他のPCB廃棄物 合計
使用中
(トン数)
8,286純量
1,752 純量 NA(データなし) 10,038
保管中
(トン数)
10,730総重量 1,721 純量 93,619 総重量
うち87,771 は土壌
106,070

オーストラリア 州の承認の下、全体として約6000トンのPCBが廃棄された(廃棄場所はウェスタンオーストラリア及びクイーンズランド)。
台湾 1992年の台湾環境保護局(TEPA)の調査によると総計 82,091 の安定器(これらは1,000ppm以上のPCBsを含むもの)やその他の電気機器が地域機関に登録されている。さらに5522.3トンのPCBs油が保管されている。

Tredi Tech Co.(台湾に2つある認可PCBs廃棄物処理プラントのうちの1つ)によれば、4,000 トン の PCB含有安定器とトランスが、同プラントによってこれまでに処理されている。
マレーシア -
日本 1987〜89年にかけて液状PCB約5500トンを高温焼却、1977〜79年に東京湾等洋上焼却実験によって1778トンの感圧紙が処理済み。

国内のPCB(カネクロール)生産メーカーの一つである鐘淵化学工業では、全国から回収された約5500トンのPCBを兵庫県高砂市内の自社工場に保管していたが、1987年から高温焼却による方法で処理を行い、1989年に終了した。

韓国 -
香港 -
中国 わかりません。
インドネシア -

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