代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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民間療法の手を差し伸べよう 安全基金の活動と考え方(97)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 「痛みが放射能にかかわっているかどうかは、ウクライナでは非常に政治的な問題で、 チェルノブイリ原発事故と関連付けないように指示されています。もし、痛みと原発事故に関連があると政府が認めれば、 財政的な対策をしなければならなくなります」と講演会の質疑でタチアナさんは話しました。
 ウクライナ政府は、『チェルノブイリ事故から25年?未来のための安全』という報告書の英語版を出して、 外に向かって被害は大きいとアピールしながら、内に向かっては被害を小さいことにしておこうとしています。 日本にも似たような構図がありますが、今のところ、ウクライナほど体調不良や病気の人は出ていないようです。

 ウクライナでは、事故直後に大量被曝して受けた影響と、10年以上たってから出てくる健康影響が異なっています。 大人なら不健康になっても「歳だ」ですまされますが、子どもが不健康になっているのは、 放射能の悪影響が長く続き、思いもしなかった症状が出ることを示しています。
 この圧倒的に多い「不調」を調べないで「影響はない」と否定してきたのが、放射線の影響調査で、これは医師が行ってきました。
 そして、一時的不妊になる150ミリシーベルトが臨床症状では最低値、 疫学調査ではガン死亡率が0.5%増える100ミリシーベルトが影響線量の最低値とされてきました。
 それが、0.011ミリシーベルトで「頭痛」「鼻血」「風邪を引きやすい」子が多くなることがわかったのです。 これほど低い線量で放射線による悪影響を見つけたのは、私が医師でなかったからです。
 医師は病気を診ますが、病気でなければ、体調の良し悪しは調べません。 原子力ムラや、それにつながる国の研究者は、医師の調査だけが科学的として、体調に問題が出ていることを隠してきたのです。

   4歳で背中が椎間板ヘルニアになったタチアナさんの娘オリガちゃんは、15歳になった今も背中が痛いと言い、いつも猫背でした。 新幹線のカタログを見たタチアナさんが、猫背矯正バンドを買いたいと言うので、 韓国へ発つ直前に「血液循環療法」の大杉幸毅会長にタチアナさんとともにオリガちゃんにも指圧をしてもらいました。 すると、背中がスーと伸び、韓国では体調が良く、体の動きの軽さに驚いていました。
 ウクライナにもマッサージはありますが、これほど効いた体験はないとのこと。
 足首が内側に向き、動こうと意識すると体が固まるミーシャは、この3月に私が治療しました。 最初にマッサージしたときは、触ると体が固まるので、お手上げ。取材中にアイデアを書き溜め、 5日後に野口体操の揺するマッサージを行うと、奇跡のように体が動いたのです。(⇒ミーシャ動画

 放射能被害の救済は、食事から放射能を抜くのが基本です。 しかし、鍼灸、整体を始め、さまざまな民間療法で体調を改善させる方法がありそうです。 ウクライナで、どんな民間療法が効くか、それを調べて実績を挙げておけば、将来、福島で役立つと思います。
ウクライナツアーに、治療師の方のご参加もお願いします。


2014年1月1日発行 No.297より

※ウクライナツアーは2014年3月15日〜3月23日で行います。⇒ウクライナ調査報告

安全基金の活動と考え方(98)「歳をとるほど大きくなる放射能の影響」

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