代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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「発達障害の治療と予防は食べ物から」 安全基金の活動と考え方(63)

 「発達障害の予防、改善」がメインテーマの教育フォーラムを聞きに行きました。
基調講演を行った埼玉師範塾の高橋史朗塾長(前埼玉県教育委員会委員長)に『食事でかかる新型栄養失調』を送ったら、お誘いの電話があったからです。 『発達障害を予防する子どもの育て方―日本の伝統的な育児が発達障害を防ぐ』という本を出している金子保氏がパネリストなので、少し期待していました。
 ところが基調講演でも、知事を含む有識者5人によるパネリストの討議でも「食事」「食べ物」「食品」という言葉が1度も出なかったのです。
私はかつて、「食べ物で発達障害が良くなるわけがない」とか「食べ物で良くなるほど発達障害は単純でない」と批判されたことがあります。 しかし、食べ物だけで単純に発達障害が良くなったケースが数例あることを本誌でお知らせし、 現代の食生活はミネラル不足で病気にかからないことが珍しいほどの状況になっていることを『食事でかかる新型栄養失調』で明らかにしました。
 埼玉県は、このことを知らず、4月から始める「子どもの発達支援プロジェクト」には、食事の改善が含まれていません。 知事は、行政が一丸になって力を入れていくことを強調しましたが、的外れの努力と言わざるを得ません。
このフォーラムは「日本の思想と伝統」を見直すことによって、日本と発達障害児を救う、というような傾向がありました。 「師範」と名乗る人に本を送り、それでお誘いの電話があったのに、食べ物の見直しが一度も話に出てこなかったので、 私は「これじゃあ、太平洋戦争に突入した愚挙と同じだ」と思いながら聞いていました。
 不思議なのは、全員が「発達障害児が増えている」と言いながら、増えた原因を追究して見つけていないことです。
 日本人の思想が軟弱になっているのが原因の一つと考えている人もいたようですが、 一般質問の時間はなかったので、どう考えているか、正確なことはわかりません。
 このメンバーでは、専門家も含めて発達障害の原因に対するアプローチが間違っていることは明白です。 発達障害の原因を、思想信条に求めても、真実は見つからないと思います。
 「人間とは何か」「生物とは何か」「生命の原理とは何か」からアプローチして探せば、見つかる可能性が高くなります。 そこから「動物の食事とは何か」を考えれば、データはなくても、原因の大半は現代の食事であることが明らかになります。
 原因を探り当てて原因除去の対策をとらないまま、対症療法を行うと、被害者が続々と生まれてきます。
 終了後、楽屋に行き、埼玉に来た3年前に挨拶しに行ったことのある知事に挨拶すると、「覚えていますよ」と言われました。 それから2冊の本を渡し、2分ほど簡単なレクをさせてもらいました。
 今回は本を読んで、食事の改善によって埼玉県の発達障害児を全力で治しながら、予防にも取り組んでほしいと願っています。

食品と暮らしの安全 代表 小若順一
2011年3月1日発行 No.263より

安全基金の活動と考え方(64)「みんなで原発廃止の声を」


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