代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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「食べ物の原点は木の実」 安全基金の活動と考え方(49)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 現代の食品は、ほとんどがミネラルを除去されています。 主食にも副食にも菓子にもミネラルが含まれていないため、ミネラル不足で、多くの人に被害が出ているわけです。 被害が出ないようにするには、どうすればいいのでしょうか。

 ミネラル不足になる3大欠陥は、@水煮食品、A油の精製、Bリン酸塩使用です。
それらへの対応方法は、@非加工材料を使い、自分で作る、A非精製油を使う、B加工食品を避ける、ことになります。
でも、これを実行するのは、現実にはやさしいことではありません。
 『無添加白だし』を少し使うだけで健康を取り戻す人がたくさんいるのですから、的をはずさないように、ミネラルの豊富な食品を少しずつ食べれば、被害を避けることができるはずです。 どうすれば、人間が必要なミネラルを豊富に含む食品を選べるでしょうか。
 3大欠陥は意外と古くからあります。水煮は、素材として加工食品の売買が始まったときからあったと思われます。 精製油も、私の記憶をたどっても非精製油が主流の時代は思い当たりません。 おそらく戦前から精製されていたでしょう。 リン酸塩の使用も古くからで、1955年に130人以上の赤ちゃんが亡くなった森永ヒ素ミルク中毒事件は、粉ミルクの製造に使われたリン酸塩に、不純物としてヒ素が含まれていたために起きた事件です。 したがって、まずは江戸時代までさかのぼって考えてみましょう。
 「江戸病」といわれる脚気。これは、玄米を白米にして食べる人が増えて、江戸で脚気が増えたために、名づけられました。 ということは、江戸時代以前の1500年代までは、玄米と雑穀の「丸ごと全体食」を主食として食べていたわけです。 穀物を栽培しなかった1万年以上前までは、狩りをして動物を食べ、木の実や果物も食べていたでしょう。 そのずっと前の1000万年前は、木の上で生活していた祖先にたどりつきます。 それから、「地上に降りたサル」として、人は「雑食性」を獲得していき、何でも食べられるようになりました。 しかし、もともとの祖先は、木の上で生活し、木の葉、木の実、木になる果実を主食にして生きていたわけで、その遺伝子が現代人に引き継がれています。 だから、独特の味のハーブや、苦い木の実のコーヒー豆から抽出したコーヒーや、カカオ豆からとったココアやチョコレートを甘くして食べているのだと思われます。
 本誌では、『無添加白だし』を推奨してきて、多くの人がその恩恵を感じています。 しかし、現代の食生活では精製油の使用割合が高いことと、無脂肪食品が多いことを考えると、水溶性成分に含まれるミネラルを補給するだけで十分とは思えません。 木の実には、人間が必要としているミネラルが豊富に含まれています。ですから、現代食の欠陥を補うには、木の実を積極的に食べることが大切です。

2010年1月1日発行 No.249より

安全基金の活動と考え方(50)「250号を迎えて−読者の皆様に感謝」

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