お便りから

2024.07

なぜ土がふわふわしているのか

◆ 6月号の「脱・有機に動くアメリカ」に、「被覆作物がびっしりと植えられた畑を案内してくれたオーナーのスティーブ・マサイアソンさんは、掘り起こした土を手に取り、いかに土がふわふわしているか見せてくれました」とありますが、「被覆作物がびっしりと植えられた畑」でなぜ「土がふわふわしている」のか不思議でならない。どのような方法で「土がふわふわ」になるのか教えてほしい。(岐阜県 Nさん)

微生物の活動を活発にする

◇ 被覆作物がびっしり植わっているということは、農薬を使っていないということです。
 農薬を使わないと、ミミズや微生物などさまざまな生物が土の中で増殖し、活発に活動するので、土がそうした生物によって耕されてふわふわになり、いい土の証である「団粒構造」になります。
 また、被覆作物の根が広がるので、これも土をふわふわにする要因になります。
 被覆作物は畑にすき込めば、肥料にもなります。いわゆる緑肥です。
 緑肥は土に、微生物のエサとなる有機成分を供給するので、これによっても微生物の活動が活発化し、土がふわふわになります。微生物によって分解された有機成分は、作物が栄養分として根から吸収します。
 被覆作物にはこのほか、表土の流出を防いだり、益虫を増やしたりする機能もあるなど、実に多様な役割があります。(猪瀬)

重い瓦の屋根をどうする

◆ 耐震診断の記事を読んだ後、在住する市では指定業者に限り診断費用の補助金が出るということで、そちらにお願いしました。
 すると、昔ながらの重い瓦屋根が大いに問題で、それを変更する必要があり、300万近くかかると言われ、途方にくれています。
 屋根の重さが問題というのは、聞いたことがありますが、そのために倒壊の危険が非常に大きいとの診断結果でした。
 それが妥当な線なのか、できましたら教えていただきたいのです。(千葉県Mさん)

瓦屋根はやめた方がいい

◇ 地震のときは瓦が落ちて、家がつぶれないのが日本家屋の特徴と言われていました。今は落ちない瓦が多くて、2007年の能登半島地震では700戸近く、今年の地震では8000戸以上が全壊しました。良い専門家に相談して、対策を取ってくださいと、とりあえず小若が回答しました。          

◇ 関東大震災後、瓦は落ちないものに代わりました。能登で倒壊した家が多いのは、重い瓦が多いからです。千葉ですから、指定業者が瓦を大げさに言ったのかもしれません。
 軽いプラスチック製の瓦もありますが、見た目を気にしないなら、当事務所のように、錆を自動修復するガルバリウムの板金を張るのが一番いいです。2重に張って、その間から熱い空気を逃がし、天井の上に断熱材を入れると、室内は熱くならないし、安くて、軽くて、長持ちする屋根になり、地震に強い家になります。(一級建築士・山賀)

2024.06

腰痛の湿布がとれた

◆小若さんから『天然だし調味粉』を送っていただき、毎日飲み続けています。
 だしで腰痛が良くなったことは前にお伝えしましたが、どうしても痛みが残るので湿布ははずせませんでした。それが、ついに 4 月の中頃から、湿布なしの暮らしになれました! 1年前は接骨院で針治療していたのに、嘘のようです。毎日湿布を貼るようになってから 9 年目、今年の春は本物の春になりました。
感謝感謝です。
◇と、2月号で「ギックリ腰の前兆から回復」と紹介した大阪府寝屋川市のYさんから、連絡が入りました。ミネラル不足が腰痛に深くかかわっていることがわかりました。

エアコン騒音が楽になった

◆お隣さんが室外機を 1 月に交換し、ずっと動いていました。1 階の部屋はどこにいても圧迫感があり、夜眠れません。今は 21 時ごろから、ちょっと離れた娘の家に行き、朝戻る生活をしています。隣家から工務店に連絡してもらっていますが、工務店から連絡が来ません。
◇こんな相談があったので、低周波音問題研究会の藤田容子さんに、アドバイスをお願いしました。その後の報告です。
◆隣家も我が家も南向きに並んで建っています。我が家の壁に向けて、東向きに設置されていた大小2台の室外機を、南東角の隣家玄関横へ移設し、南向きで上下 2 段に設置し直してもらいました。
 パーフェクトではありませんが、これで眠る場所だけは確保できました。(青森市 T さん)

首を長くして待ってます

◆「編集後記」の「事なかれ主義の官僚対応はダメ」に私も同感 !! 「そのうちビックリするほどに多くの病人を救い始めるのでご期待ください」とあります。首を長くして待ってます。(山形県南陽市 O さん)
◇その次に「立ちふさがる官僚がいたら、鞭を打ってでも動かして、病人を救い出します」と書いたので、たくさんの鞭を用意して課長に会いました。
 最初は、ミネラルの少ない違反食品で子どもが発達障害にかかっていて、国光さんが何千人も治したことを説明。食品でのミネラル補給方法を示して、子どもを救い出して、とお願いしたのですが、回答は「できません」。
 そこで「わが祖国ウクライナ・コンサート」での清水市長とのツーショット写真を見せて、市長から命令してもらう前に、とお願いしても「できません」。100m隣の町で、市長を祭りで何度も見たと言っても「できません」。
 そこからは、鞭を取り出して、「病気の子どもを救わないために教員になったの」と教員のプライドを攻撃しても、「できません」。
 「自殺する発達障害児を100人は救える。救おうとしないのは人間としておかしい」と人格を攻撃しても「できません」。
 鞭を入れ続けたのですが、課長はビクともしません。私の完全敗北です。
 高橋比奈子さんに電話すると「市長が言っても教育委員会は動かないのが普通」とのこと。1時間以上、学校、教育委員会、市議会の実態を教えてもらいながら話し合って、子どもを救う方法が見つかりました。
 時間はかかりますが、厚い壁を乗り越えて日本中の子どもを救う道筋を付けます。