親には責任がない
発達障害児や不登校生徒の親は、育て方が悪かったのでは、と自分を責め、苦しんでいる人がたくさんいます。
でも、親にはまったく責任がありません。
親も被害者です。責任があるのは、増加原因を取り除かない専門家たちです。
栄養専門家が執筆した食事摂取基準に「必須ミネラルが大不足」と書いていないので、他分野の人はミネラル欠乏に気づきません。
ミネラルを検査して『食事でかかる新型栄養失調』を2010年に出版し、国会で質問し、行政の栄養責任者に何度も働きかけましたが、まったく動きません。国民に大被害が出ているのに、何もしないのです。
そこで、行政や食品企業を追及しようと、2023年に人気食品ワースト17を紹介した『脳にも悪い! 違反食品』を出版。自治体、教育委員会、学校、学会に働きかけましたが、ほとんど誰も動きません。
17年も行政が何もしなかったので被害は増え続け、2024年に小中高の発達障害は100万人、不登校は40万人を超えました。
増加原因を調べて除去することが重要なのに、「子ども家庭庁」は、発達障害を正確に診断するため、5歳児健診に費用を補助すると発表。こうすると医薬品の売り上げが伸びて、官僚の再就職先を増やせます。
「子ども家庭庁」は、「子どもを利用する官僚保護庁」なのです。
「 完全栄養食」で病人を救おう
ミネラル欠乏を認識して、対策を取っているのが、大手食品メーカーです。
まず日清食品が「完全メシ」を発売。続いて、ベースフード、味の素、ハウス食品が、「完全栄養食」を発売しています。
そして「最適化栄養食」を認証する「日本最適化栄養食協会」が設立され、認証された「完全メシ」の冷凍宅配チラシ広告が全国紙に2度も入りました。
「完全メシ」は、添加物や生物化石が多いからダメと、私は批判したことがあります。
しかし、ミネラル欠乏による国民の被害防止を優先して、批判をやめます。
添加物表示に 「リン酸Ca 」「塩化Mg 」「塩化K」とあれば、リンと塩素と、不足しているカルシウム、マグネシウム、カリウムが摂れます。
添加物からミネラルを摂るのを容認すると、多くの国民を病気から救い出せる可能性が出てくるのです。
チラシを見ると種類が多く、どれも美味しそうなので、発達障害児や不登校の生徒に「完全メシ」を食べさせてください。
栄養不足は添加物の100倍危ない
食品添加物は、無毒性量に100分の1の安全率を掛け、違反が出ないように使用基準は、その10分の1以下に設定しています。
だから添加物で健康障害が生じる確率は1000分の1以下です。
ミネラルの摂取量が「推定平均必要量」を下回ると、2分の1の確率で健康障害が起きます。「調理済み流通食品」のほとんどは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛の摂取が必要量より大幅に少なくなる食品です。
だから、健康障害が生じる確率は、限りなく1に近く、ほぼ全員が病気になります。
「完全メシ」に10種類の添加物を入れていても、多くの人が食べている「調理済み流通食品」のほうが100倍以上、危険なのです。
「完全メシ」は、定期コースにすると1食480円ほど。高くはありません。
不登校の子の親に、「完全メシがいいよ」、とアドバイスしてください。
冷凍庫にたくさん入れておくと、子どもは勝手に食べて、どんどん元気になり、学校に行くようになります。
名医・篠浦先生から推薦状
私は篠浦塾で講演後、名医の篠浦伸禎先生と仲良くなりました。
篠浦先生は『ミネラルラーメン』のスープ粉末を大変に気にいられて、推薦状をくださいました。
「ミネラル不足という脳機能を低下させる現代の食の本質的な問題を食品添加物の心配なしで補える『ミネラルラーメンのスープ粉末』を強くお勧めします。 私も食べていますが、大変おいしいです。 篠浦伸禎」
篠浦先生が、ミネラルラーメンのスープを発達障害児の親に勧めてくださるので、私は、不登校の生徒救出に力を入れます。
実は、ミネラル不足対策に「無添加白だし」を2007年に発売したとき、体にいいと大反響が起きて、モニター調査を行い、最初の成果が不登校の解消だったのです。
中学2年から4年間、不登校だったのが、数ヵ月で高校に行け、クラスに入って勉強できるようになった高校生が、数ヵ月後、大学入試に合格したのです。
本誌の読者は「天然だし調味粉」に抵抗感がありませんが、読んでいない人は「スープ粉末」の方が使いやすいと思います。
そこで、篠浦先生ご推薦のスープ粉末を、250袋で特別価格の4万円で「安全すたいる」が販売することにしました。
これが家庭にあれば、家族全員が「ミネラル欠乏」から「ミネラル充足」になり、心身の具合が良くなります。学校に行けなくて困っている子がいる知人に、皆さんも「スープ粉末」をプレゼントしてください。