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女川原発2号機やっぱり故障した!

地球を温暖化し、発電に失敗

 女川原発2号機は10月29日、13年ぶりに再稼働しましたが、送電直前の11月3日に機器が故障し、原子炉を止めました。
 東日本大震災で、女川原発は外部電源5回線のうち4回線を失い、2号機は非常用発電機2基が停止し、危機一髪のピンチに陥りました。
 電気料金を値上げし、東北電力は5700億円余りを投入して、建屋の1000ヵ所に入ったひび割れを修理し、壊れた機器を取り換え、鉄製の高さ29m、680mの防潮堤や、1万トンの貯水槽を新設したので、再稼働までに製鉄所で大量の石炭を燃やし、地球を温暖化していました。
 さらに使用済み核燃料プールは4年で満杯になるので、プールを新設し、プールから取り出した使用済み核燃料を保管する施設も必要です。
 それらを建設するときも石油・石炭を燃やして、地球を温暖化します。
 使用済み核燃料は何十万年もの管理が必要で、怠ると被害が出ます。
 私たちの子孫は、益を生まない施設の管理を強制させられるのです。
 原発は、地球を温暖化し、危険な放射性廃棄物を大量に残して、子々孫々に迷惑をかけ続けることを、社会に広く知らせましょう。