ミネラル不足ARTICLE 記事

いじめ、不登校、発達障害が増加
原因除去で子どもを救おう

不登校が小中学校で35万3970人に増え、26人に1人と10月29日に文部科学省が2024年度の調査結果を公表。
不登校、いじめ、発達障害は、増え続けています。

不登校、いじめ、発達障害は、増え続けています。良くなり、減らせる本を、15年前から3冊も出したのに、どの学校も治さないので、教育は間もなく崩壊します。

『食べなきゃ、危険!』

 発達障害、不登校、いじめは、17年前に天然ダシのモニター調査で、治せることがわかり、それから活動の柱になっています。
 良くなった実例をたくさん書いて2010年2月に出版した『食べなきゃ、危険!』に、その原理も書いています。
 まえがきは、こう始まります。
「本書は、ミネラル不足になる食品の実情を初めて明らかにし、ミネラルを補給すると、神経系の状態がよくなり、学校の成績が上がる理由を示しました。」
 7行後に、こう続きます。
「1年4カ月前から、ミネラルを補給すると病気の症状がどうなるかを調査してきました。すると、子どもでは、発達障害、低体温、偏食が改善しただけでなく、勉強嫌いだったのに自分からすすんで勉強をするようになって成績が上がり、受かるはずがないと言われていた学校に入学できたという例が続出したのです。こういうことがなぜ起こるのかについても、原理がわかりました。私たちがモニターに使ってもらった天然ダシの元素分析を行なったところ、神経伝達物質を作るのに必要な6種のミネラルが入っていたのです。これらの1つが不足するだけで、神経伝達物質が足りなくなって、頭の働きが鈍くなり、混乱が起こります。それが解消されたので、子どもの症状が消え、成績が上がったと考えられます。
 発達障害は、専門医に治療を受けてもほんの少ししか良くならないのが普通です。ようやく診断がつくと、『一生治りません』と言われ、『子どもを殺して、自分も死のう』と思い詰める親が少なくありません。
 ところが、ミネラルを補給するだけで症状が劇的に良くなるケースがあるのです。」
「大人では、うつ病、糖尿病、肥満、冷え性が良くなり、肌はきれいになり、足もつらなくなりました。そして、5メートルしか歩けなかったリウマチの女性が2ヵ月後には1時間も歩けるようになったのです。こうなった原理も、補給したミネラル成分が判明し、かなり解明できています。」
「発達障害をはじめ、多くの病気の原因にミネラル不足が関与している、という『大発見』をできた……」
 15年前に、たくさんの病人を良くしたことと、良くなった理由を書いた本を出版し、それから3万部を世に出していたのです。
 ところが病気の関係者は、ほとんど無視しました。

『食事でかかる新型栄養失調』

 それからすぐ、一番多く売れている商品を含めて、よく売れている食品のミネラルを検査し、実測値と基準値を示して科学的に反論できなくした『食事でかかる新型栄養失調』を、2010年12月に出版しました。
 このまえがきには、
「私たちは、実際に30品目以上の食品を購入し、専門の分析機関にミネラル分析を依頼して、カルシム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅を検査しました。すると驚くような結果が次々と出てきたのです。コンビニの幕の内弁当、持ち帰り弁当、宅配弁当は、すべて1~2歳児が必要とする基準より少ない量しかカルシウムを含んでいませんでした。大人が、1~2歳児より少ないカルシウムを食べ続ければ、これだけでイライラして怒りっぽくなります。
 国の発表では、日本人は『カルシウムは少し不足』『鉄分は月経中の女性は少し不足』『マグネシウムも条件によっては少し不足』しているのですが、食事を実測してみると、この見解はまるで間違っていました。
 私たちの実測では、この3つのミネラルは「ひどく」不足していて、国の基準ではほぼ足りているはずの亜鉛と銅も、多くの食品で不足していることが判明したのです。
 厚生労働省の基準に、現在の食事実態を当てはめると、何千万人もの人がミネラル不足で、新型栄養失調にかかって心身を損ねていることになります。」
「『新型栄養失調』が引き起こされる原因と、その実態については、現在でもほとんどの栄養の専門家が気づいていません。
 ここまででも本書は、日本人の食の実態に迫る大スクープの内容になっています。
 ミネラルが不足すると心身がどうなるのかは、ごく一部が知られているだけで、全容はまだよくわかっていません。
 しかし、食事でミネラルを補給すると、明らかによくなっていく病気や症状があります。
 私たちが把握しているだけでも、アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害、言葉のれ、うつ病、躁うつ病、糖尿病、リウマチ、膝の痛み、骨折後の痛み、冷え性、低体温、視力低下、アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、肌荒れ、認知症、腰痛、肩こり……とあり、現在も日々、増加中です。」
「『不治の病』『なかなか治らない病』『原因不明』とされている病気や、困っている症状について、ミネラル不足という真実の原因を明らかにするだけでなく、食事の改善によって病気・症状からの回復という『奇跡』を起こすキッカケを作るのが本書です。」と、書いています。
 それから省庁へ何度も説得に行き、国会では質問主意書を6回出し、3学会で30分以上講演し、日本栄養士会にも要請しましたが、どこも岩盤のように動きません。
 2017年に三五館が倒産すると、『食べなきゃ、危険!』を、国光美佳さんが資金を出して三五館シンシャで復刊。
 『食事でかかる新型栄養失調』は、これから小若が復刊させます。来年は『脳にも悪い!違反食品』(2023年)を含めて3冊を用い、名医の篠浦伸禎先生と共に病人を救い出します。