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ウクライナから「ありがとう、日本!」
「聖ニコラスの日」に

 こんにちは、小若さん
 今日はウクライナの「聖ニコラスの日」。すべての子どもは贈り物を期待しています。
 そこで、戦争で家を失い、オヴルチ市に移住して私たちの学校で学んでいる子どもたちに、あなたからの贈り物を贈りました。
 ご支援と、お送りいただいたすべての物に心より感謝を申し上げます。
 日本からのプレゼントは、子どもたちの気持ちを明るくしてしています。

敬具

12月7日

オヴルチ第一学校
校長 アナトリー・ネブメルジツキー

クリスマスと新年の前に

 ありがとうございます。小若さん。
 貴方から4 箱の荷物を受け取りました。お礼が遅くなってすみません。私はキーウで神経系の治療を受けていました。
 クリスマスと新年に間に合うよう、贈り物を教師と子どもたちに配りました。
 残念ながら戦争は終わらず、ロケットやドローンを目にする機会が増えています。
 貴方の健康をお祈りし、また会える日が来ると期待しながら、新年を祝います。

敬具

ノヴィ・マルチノヴィッチ村学校
校長 イーゴリ・ズベンコ

気持ちを癒してくれた飲み物

 親愛なる小若さん
 今日(12月20日)、北の侵略者がキーウを大攻撃しました。
 ビジネスセンターや多くの建物が破壊され、聖ニコラス教会まで爆撃されました。
 キーウのあちこちで多くの車が炎上し、道路に瓦礫が落ちていました。
 今日、私たちが感じた恐怖を想像していただけるよう、私たちの代表的なフォトジャーナリスト、ヤン・ドブロノソフの写真をお送りします。
 市内中心部が広範囲に封鎖されたため、私たちは事務所に着くのが大変でした。
 ところが仕事を始めようとしたら、また警報が鳴り響き、私たちは怯えながら再び地下鉄に行って砲撃から身を隠しました。
 この空襲から職場に戻ったとき、私たちは貴方のプレゼントを思い出しました。
 仲間が集まって、日本から届いた香り高くて美味しいコーヒー、紅茶、緑茶を飲みながら、恐怖の体験を話し合うと、気持ちが癒され、前向きな気持ちが生まれて少し楽になるので、みんな感謝しています。
 貴方が私たちを気にかけてくれるのをうれしく思い、心よりお礼を申し上げます。

ウクライナ・ジャーナリスト連盟
事務局 一同

病気の子どもたちが感謝

 親愛なる小若さん!
 国際チョルノーヴィリ福島連盟は、クリスマスの前に国立放射線医学科学センター小児部で、「小さなハートを温かくする会」を開きました。
 会長の私は、チョルノーヴィリ原発事故の収束作業をしたウクライナの数万人と、世界20数ヵ国の作業参加者を代表して、我が国の専門病院の若い患者たちに、健康と幸福、そして平和を祈りました。
 数十人の子どもたちは、日本からの贈り物や、お菓子を喜んで受け取りました。
 贈り物を手に小若さんへ感謝する子どもたちの写真をお届けします。

国際チョルノーヴィリ福島連盟
会長 ヴァシリー・マカレンコ