ミネラル不足

ミネラル欠乏で不調や病気になっている人に
ミネラル摂取アンケートを

ミネラル欠乏で不調や病気の人が、それを自覚して治すキッカケをつくるため、1週間の食事でミネラル不足になるか、自己診断できるアンケートを作りました。3ページをコピーして、家族や友人にアンケートしてみてください。

 ミネラルが驚くほど少ない食事を、週に何回食べているかが、ミネラル欠乏の最大の根拠になります。
 推定平均必要量を大きく下回る「ミネラル違反食品」を並べたのが、①です。
 逆に、ミネラルを多く含む食品を並べたのが、②です。
 ミネラルを抜いた食品が増えているので、②を1つだけ食べても不足を補えないことがあります。
 でも、種類の異なる食品を何度も食べていれば、ミネラルを確実に補えます。
 ③は、日本人のミネラル摂取を支えてきたダシです。
 煮干しと昆布を汁物に入れてダシを取り、そのまま食べて、数百年前から日本人は必要なミネラルをとってきました。
 ところが現代は、ミネラルが少ないダシが増えています。
 どんなダシを使っているかで、ミネラル摂取量は大きく左右されます。
 ③はどれも、ミネラルが少ないダシか、その原料です。

 人気のある市販ダシは、ミネラルが少ない原料を用いたものがほとんどです。原材料表示を確認してもらって、✓を入れてください。
 液体ダシには、ミネラルバランスが良くて、薄めて飲むと数分で体が温まる「無添加白だし」も含まれますが、これは例外中の例外で、一般の人は使っていません。

アンケートの集計方法

 アンケートを書き終えたら、①②の数字と、③の✓印の数を、それぞれで合計してください。

 その数字を ①−②+③にすると、この1週間の食事で摂取したミネラルが「推定平均必要量」を下回る「割合」が出ます。
 推定平均必要量を下回ると食事摂取基準では生活習慣病にかかる確率が50%以上になります。
 合計値が「0」なら、推定平均必要量を下回っていないので、ミネラル不足で不調になっている可能性は5割以下です。

-(マイナス)ならミネラルが足りた食事です。
+(プラス)の数字が出たら、ミネラル欠乏で不調

や病気にかかっている警告が出たと考えてください。もし7なら、7割ぐらいの確率で推定平均必要量を下回っている警告が出たと考えて、対策を取ってください。
 対策は②を食事に多く取り入れて、合計値を-にすることです。

\ ミネラルは足りてますか?/ -調査アンケート-

1.この1週間に次の市販食品を食べていれば、〇の中に食べた回数を書いてください。

〇コンビニ:幕の内弁当
〇コンビニ:おにぎり
〇コンビニ:ハンバーグ
〇コンビニ:スーパー:肉じゃが
〇コンビニ:スーパー:筑前煮
〇高齢者向け宅配弁当
〇ねぎ塩豚カルビ弁当
〇天丼
〇レトルト:カレー
〇レトルト:ナポリタン、ミートソース
〇ランチパック
〇冷凍とり加工品
〇冷凍チャーハン
〇冷凍ピラフ
〇冷凍シュウマイ
〇冷凍総菜カップ(ヒジキを除く)

2.この1週間に、次の食品の1人分を、食べたり飲んだりしていれば、〇中にその回数を書いてください。

〇チーズ 
〇ヨーグルト 
〇牛乳
〇納豆、豆腐
〇豆乳
〇牡蠣、アサリ、シジミ
〇シシャモなど丸ごとの魚
〇アーモンド、クルミなど種実類 
〇宅配ピザ
〇10割そば
〇玄米ご飯、小麦胚芽パン
〇レバー料理 
〇ワカメ、海苔、ヒジキなど海藻類 
〇アオサ、干しエビのトッピング

3.家庭でどんなダシを使っていますか。
使っているダシに、次の原料が含まれていたら、〇の中に✓印を入れてください。

〇「調味料(アミノ酸等)」を含むダシ
〇酵母エキス、たんぱく加水分解物、発酵調味料を含むダシ
〇砂糖、食塩、粉末醤油を含むダシ
〇鰹節を含むダシ
〇液体ダシ