代表小若順一が月刊誌に連載していた「安全基金の活動と考え方」です。
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今年したいことをする方法 安全基金の活動と考え方(150)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 「やりたいことをする方法」というような本が何冊も出ています。
 このような本の先駆けが『成功術入門―ハルの成功法則(HOW TO GET WHAT YOU WANT)』(レイモンド・ハル 著、1969年、産業能率短期大学出版部 )で、 私は、この本にずいぶん助けられました。もう絶版になっているので、そのエッセンスを紹介します。20章もあるのを、1ページにするので、私流です。
 正月に1年の計を立てるとき、この方法を用いて、好きで、したいことで、できることをすべてして、2019年を楽しんでください。

 「ハルの成功法則」の基本は、したいことを書き出して一覧表にすること。

 1番目は、あなたがしたいことを、すべて箇条書きにしてください。小さなことから大きなことまで、すべてです。  かなり時間がかかりますが、できるだけ具体的に書いて、したいことを明確にすることが、最初に行うことです。

 2番目は、今すぐできる項目に印をつけるか、それを抜き出してください。

 3番目は、今すぐできる項目に、すぐできる順に順位を付けてください。
 ○○店でディナーを食べたい、という項目と、○○さんにメールするか手紙を書くという項目がある場合、今が午前中なら、メールや手紙を書くのが先になります。

 4番目は、今すぐできる項目の1番から、どんどん実行して行きます。
 欲しい物の買い物をした後、その近くの食べたい店に食べに行く、というように、うまく組み合わせて実行しましょう。
 今すぐできることばかりなので、数日中に、すべて実行済になります。

 5番目は、残った項目を、書き写します。
 書き写していると、頭が整理されて、いろんなアイデアが浮かんできます。実行できるようにする方法や、実行するまでの経過を書き加えながら、すべての項目を書き写してください。

 6番目は、そこからまた、今すぐできる項目を抜き出して順位をつけ、すぐに実行してください。 項目が減っているので、今度はすぐに終えることでしょう。

 ここで残っている項目は、お金を貯めたり、実現するための方法を考えたり、資格や実力が伴わないので、すぐに実行できないものばかりになっています。
 7番目は、その項目を書き写しながら、実現する企画を考えて書き加えてください。
 5年かかることを、今、実現しようとしたら、無理なのでムダ。どの順番に、どう実現していくかを考えながら書き加えます。 その間に、面倒になって実現する努力をしたくなくなっていたら、項目から外します。

 8番目は、その項目から、今年できることを抜き出して、いつごろ行うかを加えて、書き写してください。 来年以降に実現したい項目は、それに必要なお金や能力や資格などを得るための準備項目にして残します。

 9番目は、今年できる項目を、早くする順番に並び替えます。
 こうして書き写しながら実行していけば、今年したいことをすべてできる上に、来年したいことへ布石を打つことができます。


2019年1月号No357より

安全基金の活動と考え方(151)『高層ビルの断熱材が燃える!』

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