国際会議
コーデックス・第2回バイオテクノロジー応用食品特別部会
(幕張)速報-3月26日-
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本日のまとめ

09:00〜12:00 議題4 リスク分析の一般原則(追跡可能性など)
12:15〜14:30 追跡可能性に関する作業部会
15:00〜15:20 議題4 リスク分析の一般原則(主に昼の作業部会の報告)
15:20〜18:00 議題5 安全性評価のガイドライン

■昨日に引き続き「バイオテクノロジー応用食品のリスク分析に関する一般原則」が話し合われた。 追跡可能性(traceability)に関連するパラグラフ以外はほぼ合意 に達した。全部で29あるパラグラフのうち、合意していないのは4パラグラフ。追跡可能性については1時間以上議論がされたが、合意に達しなかった。

■合意に達しなかった追跡可能性を話し合うため、昼休みに関心のある 国・団体が集まり、作業部会が設置された。その議長は、昨年の7月と10月に霞ヶ関で行われた作業部会の議長を務めた、日本のDr.Miyagishima。昼食を返上して2時間以上話し合ったにもかかわらず、合意には達せず、参加者から提案されたテキストを日本政府が夕方6時までにまとめ、配布し、明日の朝8時からもう一度話し合いを行うことになった。

■昼食の時間を取れないまま午後のセッションがスタート。午前中に話し合いの終わらなかった部分を明日に持ち越し、先に「組み換えDNA技術応用植物に関する安全性評価ガイドライン」が話し合われた。この文書にも、「バイオテクノロジー応用食品のリスク分析に関する一般原則」と同様に「従来の比較対象物=conventional counterpart」の定義があるが、昨日の議論を反映して同様の扱いがされることになった。

■明日は朝8時から。予測どおり、追跡可能性は各国の意見がバラバラで、議論の収集がつかなくなっている。明日の朝のセッションがどのように進むかも、まったくわからない。

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