「食品と暮らしの安全」最新号
2023年2月号(No.406)
小学生の発達障害は12%台に
小中学生の発達障害児は「8.8%」と、
10年に一度の調査結果を文部科学省が公表。
小学生の平均は10.5%ですが、
低学年は11%を超えており、
1年生は12.0%、2年生は12.4%です。
ついに12%台の時代に入りました。
発達障害の増加原因を取り除いて、
困っている子を一刻も早く救い出しましょう。
ミネラル実測●ポテトチップス、カキフライ弁当
亜鉛を摂るならカキと言われるので、カキフライ弁当を検査すると、
食品成分表の半分以下しか、亜鉛が含まれていませんでした。
食品成分表では、カキフライ100gに亜鉛が12.0rなので、昔は
4〜5個で全年代の推奨量を満たし、数日の不足を補えたのですが、
今のカキフライ弁当は、1日の不足を補える程度になっていました。
どうしてカキに含まれる亜鉛が半分以下に減ったのでしょう。
その原因と影響を考えると……。
放射能汚染土の再利用●子孫を遺伝病にする
原発事故で発生した放射能の汚染土を再利用する計画を
被害者救済の美名のもとで、環境省が進めています。
放射能汚染の、最大の危険性は、子孫に遺伝病が増えること。
生殖細胞の遺伝子に傷がつき、その生殖細胞が受精すると、
産まれた子どもには、全細胞の遺伝子に傷がついています。
こうして病気になると治せません。放射能汚染の拡散は、
子孫に対する大犯罪です。
EUからネオニコが消えた
子どもや胎児の健全な成長を阻害するネオニコチノイド系農薬。
主要なネオニコ系農薬は全部で次の7種類。
クロチアニジン、チアメトキサム、イミダクロプリド、チアクロプリド、アセタミプリド、ジノテフラン、ニテンピラム
日本ではこのすべてが農薬登録され、使用されています。
ところが、欧州連合(EU)の域内からほぼ姿を消したことがわかりました。
日本の主要メディアはどこも、このことを報道していません。
また、"隠れネオニコ"のスルホキサフロルについても、
EUは2018年に屋外での使用禁止を発表しています。
昨年9月、ECは、クロチアニジンとチアメトキサムの最大残留基準値(MRL)を
大幅に引き下げで、EU加盟各国が合意。
農林水産省は12月27日、EUのクロチアニジンとチアメトキサムの
基準値引き下げに関する詳細な情報をホームページに掲載しました。
輸出企業に迅速な対応を促すためで、国民に知らせるためではありませんが、
日本のネオニコ規制の緩さが一目でわかります。
茶葉に適用されるクロチアニジンは、
日本の基準値は50ppm。なんとEUの1000倍も緩いのです
【CONTENTS】 発達障害児の増加で日本衰亡 主原因はミネラル不足 EUからネオニコ農薬が消えた 岸田政権●原発政策の愚かな大転換 放射能汚染土の再利用●子孫を遺伝病にする 低周波音●下水道からも発生 ウクライナ●15地方新聞の再開に貢献 ウクライナ現地情報J勝利を信じて暮らす 教えて!寺澤先生●女性はもっと魚を食べよう? アメリカ●耐性菌まみれの牛肉? 中国●富裕層の憂鬱 経済●金利のある世界 質問●ネオニコ農薬、特に危険なのは? ミネラル実測●ポテトチップス/カキフライ弁当
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