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「食品と暮らしの安全」バックナンバー

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<2014年>
2014年12月号(No.308)

月刊誌表紙 ●特集① 原発事故の健康被害を最小に
ウクライナは貧しい国でしたが、
年間0.5〜1ミリシーベルト を「放射線管理区域」に。
国際基準を上回る1 〜 5ミリシーベルトは
「移住選択区域」として、
移住した住民には、同規模の家・庭・自給畑を、
移住先で提供。
年間5ミリシーベルト 以上の村は、村ごとまとまって
移住できるように手配されました。

豊かな日本は対策をとることができるのに、
国際基準の1ミリシーベルト無視して、
20ミリシーベルトを基準にして、
移住の権利は、認めていません。

ウクライナの強制移住区域、5ミリシーベルト以上は、外部被曝+内部被曝。
日本では外部被曝だけの20ミリシーベルトが基準。

日本では屋内にいる16時間は40% の被曝量にしていますが、
ウクライナは室外と室内を同じにするので、
日本の10分の1ぐらいの被曝で、強制移住させていたことになります。

安全基金が2012 年にウクライナへ行ったとき、
放射能汚染地域では、ほとんどの子どもが体調不良で苦しんでいました。
医師は治せないし、誰も子どもを救えないので、
放射能の摂取量を減らすプロジェクトを提案。
その結果、現地でも驚かれるほど、健康度がアップしました。

安全基金のプロジェクトを、
ウクライナで実施するタチアナ・アンドロシェンコ女史に
来日してもらい、来年2月28日(埼玉)、3月1日(郡山)で。
原発事故以降29 年間の実情を、とことん伺う講演会、懇親会を企画しています。



●特集② 味覚異常と亜鉛不足

3割を超える子どもが味覚異常になっていると、NHKが報道しました。

味覚異常は、亜鉛不足の典型的な症状です。

安全基金がおこなってきた食事の実測検査によると、
企業がつくる食事は、
家庭で調理するより栄養素が大きく減っています。
中身を抜いた素材を用いたり、
調理中に中身を抜いて色をきれいに見せ、
さらに菌数をゼロに近づける措置をとるからです。

子どもは、必要とされる量よりはるかに少ない量しか
ミネラルを、とれていないのです。

亜鉛が不足すると、他にも、症状が出ます。
-------------------------------------------------------------
舌痛、口唇炎、口角炎、嗅覚異常、食欲不振、食事拒否、発育遅延、
免疫低下、精子減少、
精神状況の変化、夜盲症、
貧血、皮膚疾患、アトピー性皮膚炎、
反復性下痢、褥瘡など。
--------------------------------------------------------------

亜鉛だけでなく、他の主要3ミネラルも不足しているので、
それらも含めた対策が必要です。

食事を変えて、ミネラル補給を始めると、
心身のうれしい変化と連動するように、
「味覚が変わった」という声が届いています。

味覚が変わった体験も、ご紹介。

子どもが好きな食事
ラーメン、ピザ、寿司、カレーの実測値と、
補充の対策をご紹介しました。


●肌にやさしく、環境にもやさしい新洗剤

マグネシウム粒が袋に入っただけの
新タイプ洗濯用洗剤「ベビーマグちゃん」。
モニター調査から、使用感の声をお届けしています。

「今まで、どんな洗浄剤を使っても、
途切れることがなかった手荒れがない!」

「洗剤を量ったり、溶かす手間が必要ない手軽さは、
何ものにも代えがたい」

「タオルなどふわふわ。こんなに柔らかいとは!! 」

「柔軟剤のように吸収力が落ちず、タオルなどはとても気持ちよい」

「石鹸カスが洗濯物に付くことがない」

「排水に洗剤成分を流すこともなく、
環境への負荷も少なくなるのではとうれしい」



【CONTENTS】 特集① 原発事故の健康被害を最小に  ウクライナで助けて、福島の子を救う  憲法違反の帰還政策  ≪タチアナ女史 講演会のご案内≫    チェルノブイリ原発事故からの29年間 コーデックス(国際食品規格委員会)アジア部会 韓国●恥ずかしい数々の事故 アメリカ●加速する大麻自由化 中国●APEC開催と中産階級の転落 気になる症状●眼がかすむ、物が見えない 危ないリニア新幹線●課題は不問で国交省認可 経済●「食い逃げ」は許さない? 新タイプ洗濯用洗剤●肌にやさしく、環境にもやさしい 活動と考え方●夜間電気料金の値上げを 現代の食生活を正す●味覚が変わった子どもたち 特集② 味覚異常と亜鉛不足  3割超の子に健康障害  国は食事摂取基準を守れ

  

月刊誌2014年12月号(308号)
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
     36ページ(内カラ―8ページ)



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2014年11月号(No.307)

月刊誌表紙 ●大特集・健康を損ねる「健康な食事マーク」
「健康な食事」の簡単な基準を決め、
コンビニなどで売られる弁当やパック総菜が、
その基準を満たすなら、 来春から任意で、
「健康な食事マーク」を表示できることになります。
それで健康になるならいいのですが、
厚労省の食事摂取基準によれば、
ミネラル不足やビタミン不足で健康を損ねる人が
続出します。

なぜ「健康な食事マーク」がダメなのか、
食事の実測データを紹介。

タニタ監修ローソン弁当
コンビニ弁当
シダックスの社員食堂
女子栄養大学の学食
「糖尿病食」
厚労省・職員食堂
文部科学省・職員食堂など

現代の食の問題点を大特集しました。

☆2014年10月14日厚生労働省に「健康な食事」マーク中止の要望書を提出しました。
要望書



●現代の食生活を正すと

不登校・携帯依存・花粉症の高校1年生の女の子。
昨年9 月から不登校になり、悩みを抱えていました。
昨年10 月末からミネラル補給を始めると、
「明るく、元気になった」「本当に変わった」のです。
うれしい体験を彼女自身とお母さんに伺った国光美佳さんによるルポです。

このルポは毎月掲載しています。
7月号には広汎性発達障害と診断されていた、はやお君(仮名)を紹介。
高等部に進学しても、はやお君は場の空気が読めなかったり、
言ってはいけないことを言ってしまうことが多々ありました。
ところが、現代の食では不足しがちなミネラルを補うと
うれしい変化が続き、就労促進セミナーでは、
在校生代表で堂々と発表することができました。
その発表の様子を動画でご紹介しています。
http://youtu.be/xefeEN5H2ng(YouTube)


●長引く発疹に注意

「気になる症状」を医師・寺澤政彦氏が連載中。
軟膏を医師の指示通り塗ったのに一向に良くならない発疹。
それは、単なる湿疹でなく、
「薬疹やガンに伴う皮膚病変かもしれない」と指摘。
原因を突き止めないままの対処療法では、悪化させるだけと忠告します。

化粧品、洗剤、軟膏による かぶれや
重症度も種類も多彩な薬疹について。

原因不明、根治治療できない乾癬と
その治療の危険な、内服薬のシクロスポリン。
悪性腫瘍で現れる発疹について。
知っておきたい知識です。



【CONTENTS】 大特集・健康を損ねる「健康な食事マーク」 ウクライナ報告●原発に一番近い村の子を救う <宮崎隆典氏に聞く>農が支える食と健康 韓国●タバコ企業を提訴した健康公団 アメリカ●中間選挙の隠れた焦点 中国●民主主義を求めた“雨傘革命” 気になる症状●長引く発疹に注意 危ないリニア新幹線●車両基地で40軒立退きか 経済●広がる格差と固定化 新タイプ洗濯用洗剤●洗濯が楽になった 活動と考え方●太陽光発電を進めてはいけない 現代の食生活を正す●不登校・携帯依存・花粉症

  

月刊誌2014年11月号(307号)
【価格】1冊1,100円(税込・送料込)
     32ページ(内カラ―8ページ)



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2014年10月号(No.306)

月刊誌表紙 ●市販弁当のミネラル
市販弁当の実測データをまとめました。

駅弁、RF1、柿安、ワタミ宅配弁当、タニタ、
コンビニ幕の内弁当、持ち帰り弁当、ガスト宅配弁当。

健康に良さそうに見える
ワタミ 宅配「まごころ御膳」は、
ミネラルの多い食材がふんだんに使われていますが、
実測すると最悪で、カルシウム・鉄は
1〜2歳児の基準に達しません。
これを、「健康に、食事力」
「毎日イキイキ!!」「管理栄養士が献立を設計」
と宣伝するのは、不当表示です。

弁当の食材は、ミネラルが抜かれているのです。
毎日、弁当を食べる人は、
ミネラル不足による体調不良が心配。
基準よりグンと少ない食事をしていると、
1食で、いきなり心身が不調になることも、
どの弁当がどの程度ミネラル不足か、
それはぜひ、306号でお確かめください。


●ドリンク剤に期待しても

ドリンク剤と言ってもさまざま。
疲れている原因は、栄養素が足りないとして、それを補給するのが栄養ドリンク。
「疲れたときの栄養補給」「肉体疲労時の栄養補給」「滋養強壮」「虚弱体質」
「脂肪の代謝を助ける」などと表示するのが、医薬品、医薬部外品系です。
ドリンクを飲むとシャキッとしますが、それで健康になったとは聞きません。
その理由は、健康を良くする根拠の薄い栄養素や成分が入っているから。

清涼飲料水で合成保存料を添加しているのは、少数しかないのに、
第3類医薬品と指定医薬部外品のドリンクすべてに、
合成保存料の「安息香酸Na」や「パラベン」が添加されています。
それで増殖を妨げられる腸内細菌がいるので、健康に悪影響を受けます。

虚構の上に咲いた商品、ドリンクの問題点をまとめてみました。


●環境汚染せず、節水できる新タイプの洗剤

洗濯用洗剤「ベビー・マグちゃん」。
今までに、まったくなかったタイプの洗剤です。
マグネシウム粒を洗濯機に入れ、アルカリと水素で洗濯します。

本当に汚れが落ちるのか、自分で試すと、
石鹸と同じくらい汚れが落ちました。
そこで実用上の問題点を探そうとモニターを募集。
実用調査を30人ですると、
洗濯物の種類によって違いますが、
「ベビー・マグちゃん」だけを使う洗濯で、
53〜67%の方が「よく落ちた」と回答。
石鹸や合成洗剤と同等に汚れが落ち、
実用的であることがわかりました。

中には合成洗剤を使っていて、
「よく落ちた」と回答された方もいるので、
汚れ落ちの程度は、市販の石鹸や合成洗剤と同等、といえます。

石鹸の弱点は、
洗濯機から黒い斑点やワカメのようなゴミが出ること。
黒いゴミは、洗濯機に残った石鹸カスにカビが生えたもの。
「マグちゃん」を使うと、石けんカスが減って出なくなります。

洗剤を落とさなくていいので、 すすぎは1回か、しなくても大丈夫。
シーツなどは洗って
脱水するだけでいいので、節水になります。

マグネシウムの製造・精製に大量の石油や天然ガスが用いられているので、
省資源とは言えません。

それでも、マグネシウム粒を用いる「マグちゃん」が、
環境に最もやさしい洗濯用洗剤であることは確かです。



【CONTENTS】 ドリンク剤に期待しても  栄養ドリンク●合成保存料が添加  眠気ざましドリンク●命にかかわる人も  美容ドリンク●暗示されただけかも 新タイプ洗濯用洗剤●環境汚染せず、節水できる ウクライナ報告●子どもの改善が続く 福島・国の責任を問う「裁判」提訴へ 「被災者を国が守る」チェルノブイリ法 医者で治らない(番外編)●運命を変えたリハビリ アメリカ●ネオニコチノイド農薬規制へ 中国●中国版“ミセスワタナベ”の底力 気になる症状●身体のだるさは危険信号 危ないリニア新幹線●大井川の水が減少する 経済●日本では「iPhone」が強い? 活動と考え方●原発は新しくても危ない 現代の食生活を正す●自閉的傾向・糖尿病、ゆうちゃん ミネラル実測データ総まとめ・市販弁当

  

月刊誌2014年10月号(306号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)36頁


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2014年9月号(No.305)

月刊誌表紙 ●特集: 市販総菜はミネラル不足
コンビニ・スーパーの人気サラダ5種、
ポテトサラダ、たまごサラダ、マカロニサラダ。
かぼちゃサラダ、ごぼうサラダ、
さらに、きんぴらごぼう、ひじき煮、
冷凍海老ピラフのミネラルを実測。
すると、健康を害する驚きの数値が・・・。

ダイエットのため、昼はサラダだけ、という女性がいます。
これは、イライラして、お肌や髪のツヤが衰え、
魅力をなくすダイエットとなりかねません。

厚労省は「日本人の食事摂取基準」で、
「1ヵ月の平均値が下回ると半数が病気にかかる」とされる、
リスク0.5の基準を定めていますが、
サラダだけ食べていては、「半数が病気にかかる」ことに。

では、ピラフと一緒に食べたら?
コンビニ・スーパーの冷凍海老ピラフを4銘柄、
混ぜて検査すると、
手作りより、ナトリウムはケタ違いに多かったのに、
心身に大切なミネラルは、はるかに少ない結果。

では、たまごサラダと一緒だったらどのくらいに?
サラダ2品付けたら?

ひじき煮やきんぴらごぼうと、
ミネラルが多そうな惣菜を付けたら、
大丈夫なのでしょうか。

日本人の食事割合は、加工食品が5割以上、外食が3割ぐらいで、
生鮮食品を調理して食べる割合は2割以下になっています。

実測検査で、現代の食の問題をお知らせします。


●木材が放射能の汚染源

危険なストロンチウム90が木材を汚染していると、
ウクライナから衝撃のデータが届きました。
北部国境に近いビグニ村で、窯の灰を検査すると、
1㎏当たり、セシウム137が4,050ベクレル、
ストロンチウム90が4,200ベクレルだったのです。

そのビグニ村から西、
チェルノブイリ原発寄りに30kmの村で
今年3月に出会ったのが、8歳のワジム。
引っ張り上げていないと歩けなかったのですが、
調査で滞在した3日間、朝に晩に日本の民間治療を施し
「奇跡のよう」にすっきり立てて、
わずかに支えるだけで歩けるようになりました。
↓治療で回復していく様子が動画で見られます↓
http://youtu.be/b2hM9GUbkks(YouTube)

このワジムの寝たきりになっていた原因追及から、
現地専門家も予想しない汚染源が見かったのです。

日本も、今から対策を立てる必要があります。
「ストロンチウム汚染は少ない」と、日本政府や専門家は言いますが、
米国エネルギー省が調べたデータでは、
北関東にも、ウクライナ汚染地域並みの汚染が点在していていました。
(データはこちらから https://tabemono.info/report/former/genpatu8.html


●日本で、高濃度の放射性廃棄物を焼却

「そんな馬鹿な!」と、環境ジャーナリストの青木泰がレポートするのは、
日本の高濃度の放射性廃棄物の処理方法です。

ウクライナの子どもたちを「痛み」などの自覚症状が襲い、
健康でない子どもたちが多い原因は、
食品に加え、薪を燃やした排気や、
その灰を、畑に撒いている影響も考えられることになりました。

では、日本で、放射性汚染物を燃やすことに規制は?
実は、日本はウクライナ以上に心配しなければならない状況が進んでいるのです。

環境省は、市町村の清掃工場や環境省が作る焼却炉には、
バグフィルターが付設されているため
「放射性物質は99.99%除去できる」と発表してきました。
ところが、実証実験データから計算した専門家の報告では、
「排気中の放射性物質は80%しか捕獲できていない」
つまり大気中に20%以上放出されていたのです。

3.11以前は、100 ベクレル以上で、放射性物質として取り扱い、
ドラム缶に封入し、数百年に渡って保管管理しなければならなかったものを、
今は、8,000 ベクレル以下ならば、市町村の清掃工場などで、
焼却処理したり、埋め立て処分してよいとされているのです。



【CONTENTS】 灰に恐怖の放射能 低すぎる! 日本の測定値 役立たなくなった汚染マップ ストロンチウム汚染の新事実 高濃度の放射性廃棄物を焼却 原発事故は科学技術の大失敗 運転再開は無謀 <物理学者・槌田敦氏にインタビュー> 韓国●観光地・済州島の苦難 アメリカ●豚肉の安全性が心配 中国●発せられた2つの衝撃波 気になる症状●長引く下痢、危険な下痢 リニア新幹線●都市部の大深度地下トンネル 経済●強欲に振り回されたアルゼンチン 活動と考え方●栄養士の試験にミネラルを 現代の食生活を正す●発達障害・知的障害マー君 特集・市販総菜はミネラル不足    海老ピラフで病気になる

  

月刊誌2014年9月号(305号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)36頁


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2014年8月号(No.304)

月刊誌表紙 ●これが「美しい国」か!―ナチス見習う日本政府―
憲法9条を安倍内閣が殺しました。
攻め込まれたら守るのは当然ですが、
地域を限定せずに、外国で戦争できると、
安倍内閣は7月1日、閣議決定しました。

多くの市民が昼から首相官邸前に集まり、
閣議決定しないように声を上げ続けましたが、
何事もないかのように決定され、
日本は、外国で戦争できる国に。

憲法には手を付けず、閣議決定で憲法を空文化。
これは、ナチスの手口です。
「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、
ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。
誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」と
昨年7月29日、麻生太郎副総理が講演しました。
ワイマール憲法はそのままにし、
全権委任法でナチス独裁にしたのが事実です。

ナチスに学ぶ安倍・麻生政権を打倒するのは容易ではありません。 でも、平和を誠実に希求する国民としては、 次の選挙で、この閣議決定を廃止する政権を誕生させねばなりません。 平和国家を再生するため、閣議決定を、次の内閣で破棄させましょう。


●無視された内部被曝

ヒトの被曝基準は年間1ミリシーベルト、食品基準は100ベクレル/㎏ 。 これらの100分の1ほどで頭痛が出る理由は、放射線科学が間違っているからです。 しかし、いつから、どのように間違ってきたのか、 基準の100分の1で人体影響が出る理由を 反核・反原発の物理学者の槌田敦先生に伺いました。

「原爆投下70年になろうとしているのに、 内部被曝の影響がまったく科学になっていません。 その原因は、アメリカ軍兵士を広島・長崎に駐屯させるため、 内部被曝の影響はないことにしたからです」

「セシウムから出るガンマ線(エックス線)と、
ベータ線(電子線)による被曝は違うのです」

「セシウムの微粒子が体内に入ると、そこから1cm以内の細胞だけが
ベータ線で攻撃され、この部位だけが大きな影響を受け、
それで、人体にさまざま症状が出るわけです」

「ベータ線は、普通の化学毒物と同じで、
健康人と病人では影響(発病の閾値)が違います」

槌田先生の詳しいお話は、『食品と暮らしの安全』304号でどうぞ。


<ウクライナ調査でわかったこと>

ウクライナ調査では、いろいろな特ダネを見つけました。
ただし、その理由や根拠が裏付けられたのは、その報告をした時点ではなく、
次に行った調査のときです。
特ダネの科学的根拠を示すのには、時間がかかるのです。
しかし、「1.1ベクレル/㎏の食事で頭痛」は確定です。

ウクライナ調査でわかったことを整理すると、

◇最初に発見したのは、足痛の子ども。
◇次は、26歳の女性を南に保養へ出すと、45日間、体調が良くならなかったこと。  54日目にはかなり良くなり、今は、異常がほぼなくなっています。
『第3回ウクライナ調査報告』P16(PDF)
※この事例では、体調が良くなりそうな理由は、他にも考えられますから、
放射能が抜けて減っただけが理由と、確定できません。

◇その次は、放射能汚染がひどいキノコ、ベリー、川魚を食べないようにして、
 家族ごとに体調を回復させました。
『第4回ウクライナ調査報告』(上)(PDF)
※これは、代わりに肉と牛乳を提供したので、栄養が変化しており、確定できていませんでした。

◇昨年3月に、1.1ベクレル/㎏の食事で頭痛の子が7割以上いることを発見。
『第4回ウクライナ調査報告』(中)(PDF)
※このウラをとれたのが、今年3月の調査です。
昨年5月、村に化学肥料を提供しましたが、全戸にいきわたらず、偶然ですが、
化学肥料を使用した59人と、使用しなかった37人に分けてデータが取れ、
セシウム137の摂取が減ったグループでは、頭痛、足痛、めまいが改善されていたのです。

これで、1.1ベクレル/kgの食事が原因だったと確認できて、槌田先生からも、 今回は文句なしと、お墨付きをいただきました。

どのくらいセシウム137の摂取量が減ったのか、
その詳細は、現在、ウクライナのニコライ・ラーザレフ博士が研究中です。


●勝つことを考えて活動を

≪創立30周年、創刊300号 対談 加藤龍夫 横国大名誉教授 & 小若編集長≫

環境を守る運動で、かつて連戦連勝した稀有の学者が
横浜国立大学・環境科学研究センターの加藤龍夫教授。
低濃度分析化学の専門家で、
0.1%だった分析を100万分の1レベルのppmに、
さらに10億分の1レベルのppbに分析精度を高めたのです。

安全基金の調査活動も検査で支えてくださいました。
1994年に退官し、今年85歳になられる加藤先生はお元気そのもの。

環境は何にもまして大切なもの。
環境を守るための闘いは、まさに戦争です。
戦争は正義が勝つのではなく、強い方が勝ち、弱い方が負ける。
「私たちは正しいのに、なぜわかってもらえないか」と文句を言うのは筋違い……

戦術・戦略を練って戦うことの大切さを語ってくれました。



【CONTENTS】 ナチス見習う日本政府 自民党の元重鎮は批判している 対談・加藤龍夫 横国大名誉教授&小若編集長 勝つことを考えて活動を 基準の100分の1で人体影響が出る理由 無視された内部被曝 物理学者・槌田敦氏にインタビュー ウクライナ調査でわかったこと 放射能汚染・川魚を食べていい? 福島に新たな危険??1号機のカバー解体 モニター募集●新タイプ洗剤が登場 韓国●税金泥棒のような公社 アメリカ●妊婦はもっと魚を 中国●日系企業操業停止の背景 気になる症状●腰痛を侮ってはいけない 危ないリニア新幹線●沿線知事に答えず着工か 経済●ロボットに何が起きているか 活動と考え方●ハイパーインフレに備え備蓄を 現代の食生活を正す●2段階で改善 暑い夏に美味しい無糖飲料を

  

月刊誌2014年8月号(304号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)36頁


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2014年7月号(No.303)

月刊誌表紙 ●順調に減る農作物の放射能
原発事故による食品の放射能汚染のぼう大なデータが
公表されていても、1ベクレル/㎏まで測定したのは
わずかです。
その精密なデータまで調べて最新情報を
お知らせします。

今年の山形産ワラビは、国の調査では不検出。
読者提供の山形産ワラビは、16.9ベクレル/㎏で、
これが山形の最高値でした。

福島原発事故で飛散したのは、
半減期2年のセシウム134汚染が多いことと、
日本の土壌が、きめ細かい鉱物が多い粘土質なので、
放射能を捕まえて離さず、農産物の放射能は順調に減っています。
とはいえ、農産物は、一度の検査で放射能が不検出でも、
その地域の作物がすべて安全だとは言えません。
安全な農産物を選ぶには、データを見るより、
安全な産地のものを選びましょう。
山菜のデータを見ると、
やはり土壌の汚染が高いところの山菜は汚染されていました。
今年の山菜の汚染状況と、
土壌の汚染マップを重ねた図を作ってみると、重なります。

農産物は、安全基金の格付け図を参考に、産地で選ぶのが正解と言えます。

放射能汚染による格付け https://tabemono.info/report/report_15.html

山菜汚染マップ  https://tabemono.info/anzen/ns_303_p2.pdf



●健康な住まいに、夏の暑さを利用して改善

健康状態の悪い家族がいたら、原因が何かを探しましょう。
福島に住み、地元のものを食べていれば、放射能が原因の可能性が大。
他の地域の人は、微量栄養素不足か、シックハウスによる可能性が大です。

►頭痛 ►目まい ►のど痛 ►鼻水 ►咳 ►ぜん息 ►疲労感
►体がだるい ►筋肉痛 ►関節痛 ►湿疹 ►吐き気 ►おう吐
►下痢 ►気持ちが悪い ►トイレが近い ►目がちかちか ►しょぼしょぼする
►気分が落ち込む ►イライラする

こんな症状が、家にいるときだけ出る人は、シックハウスが原因。

住まいを健康に改善するために夏の高温の空気をうまく利用しましょう。
その方法をご紹介します。

こちらから全文が読めます。この問題を広めてください。
https://tabemono.info/report/former/genpatu7.html


●安全基金の「ウクライナ調査」が EU文化プログラム中間報告会で高評価

EUの文化プログラム中間報告会に参加したタチアナさん。
このプログラムは2012年から実施されています。 参加国は、ロシアの外側にあるグルジア、アルメニア、 アゼルバイジャン、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシの6ヵ国。 ロシアの周辺国を取りこもうとするEUの戦略が読み取れる構成です。

会議に参加したタチアナさんが、地域の文化を守るため、 放射能汚染で健康を損ねている人の健康を回復させるプロジェクトを、 日本と共同で行っていることを報告すると、 質問が次々に出て、持ち時間の15分で全員の心をわしづかみに。

タチアナさんが来日時に使用したカラーの講演資料(PDF)も、
日本語なのに、すぐなくなったそうです。

治して放射能被害を検証する日本との共同プロジェクトの調査は、 国際的に超一流レベルだったと、タチアナさんは、確信をもったそうです。

帰国後、キエフ・オフィスからだけでなく、ロンドンのプログラム・エキスパートからも、 「素晴らしかった。今後もよろしく」とメッセージが届いたとのこと。

ロンドンにつながったことは、 英語圏に情報が伝わる可能性が出てきていることを意味しています。


●≪座談会≫ 活動を支えてきた月刊誌

多くの方々に支えられ、30年間活動を続けてくることができた安全基金。
今回は、作家江波戸哲夫氏とジャーナリスト足立則夫氏をお招きして
今までの活動についてあれこれ。
安全基金の活動、本誌について論評していただきました。



【CONTENTS】 山菜汚染マップ 静岡は震災前の水準に戻った 『放射能被害に希望』●ワジム伝い歩きできる ウクライナ調査●EU文化プログラム報告会で高評価 健康な住まいに●夏の暑さを利用して改善 活動を支えてきた月刊誌  ≪座談会≫江波戸哲夫氏&足立則夫氏&編集部 韓国●国を揺るがす「官僚マフィア」 アメリカ●電子タバコ規制へ 中国●揺らぐ不動産神話 気になる症状●便秘は万病のもと 危ないリニア新幹線●大惨事を防げない 経済●80万人の消えた労働者 活動と考え方●科学者が間違った「内部被曝」 現代の食生活を正す●広汎性発達障害(17歳) 文科省食堂●カルシウム・マグネシウム不足

  

月刊誌2014年7月号(303号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)36頁


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2014年6月号(No.302)

月刊誌表紙 ●台湾の「日の丸原発」に日本の良心を
ハンストが行われ、台北で5万人のデモが行われるなど、
市民の反対運動で4月に工事が止まった
台湾の第四原発。
この原発は、1号機の原子炉は日立製作所、
2号機の原子炉は東芝、
原子炉以外のタービン発電機は三菱重工業、
土木工事は清水建設、
廃棄物処理場は日立制作所が受注する
いわば「日の丸原発」です。
今年は完成し、試運転を始めると予定されていました。

市民の反対で工事は中止となって、
工事継続を住民投票で決めるとされています。
この「日の丸原発」を止めて、何としても、
フクシマの二の舞は防がなくてなりません。

2010年9月に、原発前の海岸で活断層を発見して
工事を一時ストップさせた地震学者・塩坂邦雄博士が、再度、
動かしたら、危険と警告を発します。

塩坂博士は原発敷地内にも危険な断層を見つけており、
本誌今月号で、その危険な新断層を公表。
日の丸原発に、日本人の良心が、中止の情報を発信します。



●「復興支援」で危険な修学旅行
「修学旅行は福島に」
「来て、見て、食べて、感じていただきたい」と
福島県知事が、埼玉県の市町村・教育長に要請。
子どもを放射能の危険にさらす復興支援が始まっています。

放射能は、どんなに微量でも、それに応じ、
遺伝資質に悪影響を与え、ガンを発生させます。
昨年12月1日からのデータを調べると、
福島産にはリスクの高い農産物がたくさんあります。

こちらから全文が読めます。この問題を広めてください。
https://tabemono.info/report/former/genpatu7.html


●チェルノブイリ避難者・1年後には同等の住まいに入居(第5回ウクライナ報告)

3.11からすでに3年が過ぎているのに、原発避難者は未だに仮設住宅。
「福島から避難された人たちの住宅問題がまだ解決されていないことに
私たちも心を痛めています」と話すのは、
チェルノブイリ連盟・副代表のマカレンコ氏。

チェルノブイリ原発事故後、原発周辺から避難したのは10万2千人。
その半数の人には、事故の起きた1986 年の秋から冬までに住宅が与えられ、
翌1987年6月までには、移住者全員に新しい住宅に入居していたのです。

手荷物1つで避難させられた悲惨な映像は見ていても、
今まで住んでいたのと同等の住宅や、同等の車まで支給されていたことは
まったく伝えられていません。

マカレンコ氏は、当時・ウクライナテレビの報道部長。
知恵をふりしぼり、報道規制をしくチェルノブイリ原発に入りこみ、
厳しい報道規制を制して、事故の映像を世界中に初配信しました。

「原発などがどのように建設され、どのように動いているか、
市民による監視・規制が必要。その監視・規制が機能するのは、
真実を伝える優秀なジャーナリストが働いて、
事実が伝えられているとき」とマカレンコ氏。

チェルノブイリ原発を石棺完成まで取材し続け、
私たちが知らなかった収束作業に向けた事実を語ってくれました。


●「偽装」自然エネルギー

連載「安全基金の活動と考え方102」の今月のテーマは「自然エネルギー」。
原発に代わるエネルギーは自然エネルギーと、考える人は少なくありませんが、
「自然エネルギーの代表格である太陽光発電は、
石油や天然ガスより、電力コストが5倍ぐらい高くなります」
「太陽光エネルギーの20%ぐらいしか電気に転換できず、
資源を浪費する太陽光発電は『偽装』した自然エネルギーといえます」と指摘。

今までの連載は、ホームページに掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。

https://tabemono.info/soshiki/npo.html


【CONTENTS】 台湾・第四原発の中を走る断層 地滑りで原発が危ない チェルノブイリ避難者 1年後、同等の住まいに入居 「復興支援」で修学旅行が危険! 『放射能被害に希望』  「希望をつかむために」青木 泰氏  「人助けの虎の巻です」大野省治氏 韓国●海難事故と社会の不正 アメリカ●広がる大麻合法化 中国●やがて大混乱期が 医者で治らない病気●脳外科手術も腕次第 気になる症状●頭痛、原因わかれば治療できる 危ないリニア新幹線●赤字必至の計画 経済●人手不足なのに給料は・・・ 活動と考え方●「偽装」自然エネルギー 現代の食生活を正す●落ち着いたNくん(ADHD・小3) エアコン・除湿機●防ごう! カビと臭い

  

月刊誌2014年6月号(302号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)28頁


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2014年5月号(No.301)

月刊誌表紙 ●川内原発の敷地内に火砕流跡
原発再稼働に向け優先審査と
原子力規制委員会が決定したのは、
鹿児島県にある九州電力・川内原発。
ところが川内原発の敷地から、火砕流の跡が発見され、
九州電力も、その痕跡を認めました。

近くの火山が噴火すれば、
原発に近づくことすらできなくなります。
もし、火砕流が原発に到達すれば、
貯蔵している核燃料が大爆発する可能性があります。

大量の火山灰による被害も甚大です。
川内原発から50kmの桜島で大噴火が起きただけでも、
川内原発付近の降灰量は10〜30pという予測があります。
環境省の調査・研究では、
「鉄道は5㎜で運行停止、電気、水道も1㎝で止まる可能性がある」。
道路は5㎝で通行不能、雨が降ると灰が粘土状に固まり、
5㎜程度でも車が動かせず、原発に近づくことさえできなくなるのです。


●数万人殺す畜産の抗生物質
医療現場で悩まされているのが抗生物質の耐性菌です。
12年前の試算では、耐性菌が日本人を2万人殺していました。
その主原因は、畜産で使われている膨大な量の抗生物質です。

殺して食べるからと、畜産は経済性が最優先。
家畜は一度として動物らしい生き方をしないまま殺され、肉になります。
ところが、その前に病気にかかるので、抗生物質が使われ、耐性菌が発生しているのです。

私たちの活動で、農水省は2002年に動物の薬と添加物の規制強化を決め、
2004年に耐性菌についての意見交換会が開かれました。

それから10年、規制が始まったので「畜産分野における薬剤耐性菌に関する意見交換会」を
2月17日に開催。小若編集長が消費者パネラーとして再び呼ばれました。

ところが、10年もたったのに、規制した抗生物質は2つしかなく
キノロンとフルオロキノロンを離して表に記載。
作用機序は同じなので、キノロンが効かなければ、フルオロキノロンも効きません。
人間がフルオロキノロンを使っているのに、動物にもいっぱい使っているのでは、院内感染の対策ができません。

●網膜はく離手術---危険な手術がまだ横行

治るはずの病気・網膜はく離が、
日本の多くの病院では、いまも一世代前の古い手術法を実施しているため、
たくさんの、しかも若い人たちが失明している、と言います。

若い人の網膜はく離に多い原因はスポーツ外傷。
野球のボールはちょうど目にはまります。
テニスボール、さらには頭に衝撃がくるサッカーや体操、ボクシングなどです。
アトピーや花粉症などアレルギーの人も多いのです。
目がかゆく、しょっちゅう目をかいたりこすったり、たたいたりするためです。
アトピーの人は、白内障、網膜はく離、円錐角膜の順で目の病気になりやすいことがわかっています。
網膜が弱くなってわずかな衝撃で穴があくせいか、高齢者も網膜はく離になります。
そのうえ、不要な治療による「医原病」的な網膜はく離があります。

ところが、欧米では15 年以上も前から行われなくなった手術法が、
日本ではまだ8、9割を占め、大学では今も第一選択だと教えています。
そのために、欧米では姿を消した網膜はく離による失明が日本では依然多いまま。
この記事では、技術があれば、網膜はく離も白内障も治るのが当たり前と語る医者を紹介しています。


【CONTENTS】 川内原発●降灰で大爆発 「1ベクレル/kg以下に」と国に質問? 質問主意書第2弾●食品基準、自覚症状で論戦 数万人殺す、畜産の抗生物質 意見交換会●耐性菌で政府を叱る 忘れられた耐性菌問題   ≪座談会≫平松教授&寺澤医師&小若編集長 韓国●中間階級に広がる生活困窮 アメリカ●急増する自閉症 中国●台湾大騒動に怯える 医者で治らない病気●網膜はく離の危険な手術 危ないリニア新幹線●電力、新幹線の4.5倍 経済●冷戦時代と何が違う? 活動と考え方●利権で動く調査捕鯨 現代の食生活を正す●軟便・手荒れ・尿漏れが改善 頼りにならない花粉予報

  

月刊誌2014年5月号(301号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)28頁
【特別付録】第5回ウクライナ調査報告書付き


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2014年4月号(No.300)

月刊誌表紙 ●放射能汚染から子孫を守る
「創刊300号」インタビュー吉田幸弘先生

今年はビキニ事件から60年。
当時、日本の数百艘のマグロ漁船が被曝して
汚染された大量のマグロが廃棄されました。
「このビキニ事件と、2011年の福島第一原発の事故は、
放射線に関することはまったく同じ」と、
ショウジョウバエで遺伝を研究してきた吉田先生は
話します。
「遺伝子やDNAの研究者は大勢いても、
子孫に対しては役に立っていません。
遺伝学者なのに、将来の日本人のことを言う人が、
今はいないのです」

現代の遺伝学者は「分子遺伝学」を研究していて、ヒトの遺伝がわかりません。
子孫への影響を調べる研究は、今は「古典遺伝学」と言われますが、
古典遺伝学を無視した対策で、取り返しのつかない被害が「子孫」に出ます。

吉田先生も関わり、ビギニ事件を機に発表された「日本遺伝学会」「日本人類遺伝学会」から連名の声明文。
長いこと埋もれていましたが、ようやく見つけて「人類に及ぼす放射線の遺伝的影響についての見解」を掲載。

「今の日本は、遺伝子の研究は盛んですが、遺伝学はなくなったようなものです。
一から遺伝の研究と啓蒙をし直さないと、子孫が不幸になります」

「人類におよぼす放射能の遺伝的影響についての見解」(PDF115kB)

●嫌煙権運動の功労者から支援を受けて30年
安全基金の創立時に、一脚の机をお借りしたのが「タバコ問題情報センター」。
ロゴマークをデザインしていただいたのは、デザイナーの藤巻和さん。
お二人がいなければ、禁煙タクシーや禁煙車両の普及ははるかに遅れていたでしょう。

まだ、病院の待合室は全部喫煙所。医師もくわえ煙草で診察していたころ
「嫌煙権」という言葉が誕生しました。
その裏に、藤巻さんの感性がありました。

「きれいな空気」権利獲得の運動の功労者による話しです。

●タバコの煙 どう避ける?

PM2.5が問題になるのは、空気中に漂うチリの中で微細な粒子は、肺に入るので危険だからです。
交通量の多い道路は、住宅地より1万〜2万個、数値が上がり、それが鼻炎、蓄膿症、咳、喘息の原因になっています。

さいたま市の住宅地を微粒子測定器で計ると、0.3㎛以上の微粒子が、1㎥あたり3万〜7万個。 ファミレス、喫茶店、会議室でのタバコの影響は?

新橋の喫茶店に入ると、奥の喫煙席がタバコの煙でかすんでいました。
そこで計測すると250万個。
禁煙席に座っても、臭いが強くて困惑するほど。
当然、半端でない数値が……。
喫煙席のある喫茶店では、タバコの煙(微粒子)から逃れられません。


●新連載・気になる症状

症状は同じでも原因はさまざま。
的外れな診断・治療では治りません。
的確に原因を取り除き、治すことが大切です。

的外れな診断に気付くため、知っておきたい事例を紹介する連載です。
今回は「長引く咳」について。
熱は出なかったことから、咳喘息ではないかと、 クスリが処方されていました。
ところが、まったく咳は減りません。
この咳は、マイコプラズマが原因だったからです。
「咳止めによる咳」や、クスリの副作用による咳もあるのです。



【CONTENTS】 原水爆禁止運動の象徴「第五福竜丸」 吉田幸弘先生に聞く●放射能汚染から子孫を守る 学校給食G●子どもが危ない! 国産しいたけ 質問主意書●内閣総理大臣から答弁書 福島で自覚症状の健康調査を 創刊300号●中村雅人弁護士、塩坂邦雄氏 アメリカ●栄養表示、大幅見直し 中国●富裕層に海外帰化の願望? 新連載 気になる症状●長引く咳をどうする 医者で治らない病気●網膜色素変性症の治療 危ないリニア新幹線●リニア磁界の健康リスク 経済●中国危機と「謎の第三者」 花粉、PM2.5を防ぐ 活動と考え方●日本人の遺伝的劣化を防ぐ 現代の食生活を正す●蓄膿症・便秘・冷えの改善 支援受けてから30年●タバコの煙を減らした! タバコの煙、どう避ける?

  

月刊誌2014年4月号(300号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)特別増ページ40頁


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2014年3月号(No.299)
安心工房の連絡先訂正

月刊誌表紙 ●知られざる被害を政府に認知させた
低線量地域であっても
知られざる被害があったと言うタチアナ報告。
この事実を政府に認識させるため、2月12日、
山本太郎議員が質問主意書を出してくれました。

チェルノブイリ原発事故でどんな被害が出ているのか、
それを知ることが、福島の未来を考える必要条件です。
ウクライナとベラルーシ政府、専門家の報告を、
日本政府は無視して、被害は少ないと言います。

私たちの報告も、タチアナ報告も、政府は知らないはず。
そこで質問主意書の冒頭に、
放射能の少ない食事にしたら、頭痛と足痛が改善した表、
『放射能被害の真実』19ページを、文章にして入れました。
これで、放射能の少ない食事で痛みが改善する情報を、
政府に認知させた、といえます。

質問主意書本文はこちらからご覧ください。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/186/meisai/m186014.htm




●これから起こる放射能の病気
原発事故や放射能汚染のことを忘れようとしている人がいますが、
思い出さざるを得なくするのが、放射能汚染による病気の増加です。

「IAEAの調査書は、英文で公開されている350 の論文に基づく資料。
それに対し、ウクライナ語、ロシア語などの論文も含み
5000 以上に基づいて記述されたのが
『チェルノブイリ−大惨事が人々と環境におよぼした影響』。
その日本語版『調査報告チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店)のデータで
1年後と6年後を比較すると、40 倍以上増えた病気が5つありました。

1ベクレル/㎏ 以上汚染された食品を食べ続けている人は、
病気にかかる確率が、これから急激に高まります。
福島県民と、汚染食品を食べて応援している人が、
これから、かかりやすくなる病気を推定すると……。

●リハビリで寝たきりも治る

医療にとって一番大事なのは、患者さんのため。
ところが、医者に行っても「治らない治療」が多いと
指摘する連載「医者に行っても治らない病気」。

今回取り上げるのは、「寝たきりも治るリハビリ」です。
脳梗塞で右半身まひの女性は
ほとんど動けませんでしたが、歩けるようになり、
1人で旅行できるまでに回復したといいます。

そのリハビリとは?


●新連載・危ないリニア新幹線

建設費9兆円をかけてリニア中央新幹線の工事が始まろうとしています。
この建設費は、やがて国民の税金へツケが回ってきそう。
リニア新幹線の問題点とは?

今月から始まった連載「危ないリニア新幹線」。
「リニア・市民ネット」事務局長の懸樋(かけひ)哲夫氏に執筆していただきます。

第1回は、今、注目されている、南アルプスにトンネル掘削の問題。
さまざまな自然破壊の指摘です。



【CONTENTS】 山本太郎議員が質問主意書 学校給食の放射能汚染⑦●省庁交渉大円卓会議 これから起こる放射能の病気 福島●50倍も増えた甲状腺ガン 福島レポート●実体験! 除染現場 冷凍食品への農薬混入事件 全有連・米山夫妻に聞く●安全で美味しい野菜を 創立30周年・創刊300号祝辞●古長谷稔氏ほか 韓国●拡大する鳥インフルエンザ アメリカ●ビタミン剤は効果なし? 中国●中国経済は何処へ? 医者で治らない病気●リハビリで寝たきりも治る 医者が言わないことⅡ●感染症から命を守るため 経済●現実が仮想通貨を振り回す 新連載 危ないリニア新幹線●南アルプスにトンネル 考え方●嫌われてもする、好かれることをする ミネラル補給●自閉症スペクトラムの快ちゃん 学校給食のミネラルは?

  

月刊誌2014年3月号(299号) 【価格】1冊1,100円(税込・送料込)36ページ


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2014年2月号(No.298)

月刊誌表紙 ●「国産」表示の煮干しは食べないで
福島第一原発敷地内に掘られた
観測用の井戸水から1月9日、
220万ベクレル/リットルものストロンチウム90などが検出されています。

史上最悪の汚染水が、今でも海へ流出し続け、
岩手から千葉沖の魚は、不安が高まっているのに、
知りたくない消費者の意識につけ込んだ国は、
昨年10月からスケトウダラだけ検査。
そして、すべて「不検出」としています。
ストロンチウム90は、骨も食べる煮干しに、特に怖いので
「国産」表示の商品の購入はダメ。
獲れた海域を確認できる煮干しを買いましょう。


●日本でも食品に農薬混入
マルハニチロホールディングスの子会社、アクリフーズ群馬工場の
冷凍食品から、高濃度の農薬マラチオンが検出され、
日本の食品産業史上、最大級の回収事件が起こりました。

なぜ、このような事件が起きたのか。
アメリカの衛生管理手法に合せる動きになったのは、
30年ほど前に安全基金を立ち上げるころ。
「衛生管理手法を導入すれば、素人でもできるようになるが、
衛生レベルは下がる」ようになった今回の事件で、
マルハニチロは素人対応で何度もミスしました。
会社側の対応が遅れたのはなぜか、
2014年の元旦から大転換期を迎えた
日本の食品工場の今後の在り方を小若編集長が解説。

●「創立30周年」インタビュー① 吉田勉博士

1984年2月20日、子孫を人工化学物質による被害から守るため、
民間主導で遺伝毒性のテストを行おうと、
「愛する1000年先の子供たちへ」と
「日本子孫基金」の設立を呼びかけてから、間もなく30周年。

それ以来、農薬、添加物、遺伝子操作食品、環境ホルモンに取り組み、
いま、放射能による健康被害を防ぎ、
ミネラル欠乏から子どもを守る情報を発信しています。

その設立呼びかけ人の一人、吉田勉先生は、今年86歳になられますが、
今でもお元気に栄養関係書籍の監修などでご活躍。
安全基金の活動についてお話を伺いました。



【CONTENTS】 日本でも食品に農薬混入、安全管理を大転換 放射能被害の新事実●小さなNPOの世界的発見          ●健康被害への重要な一石 映画紹介『福島の未来‐0.23μSv』 ウクライナ ツアー<2次募集> 福島レポート●特産の凍み豆腐 創立30周年・創刊300号  理事座談会●市民が自ら調べて情報発信  監事・光前幸一●これからも、変わらぬ先見性を!  吉田勉 農学博士に聞く●ミネラル問題をもっと広げて  祝辞●高橋ひなこ議員ほか 中国●中華の夢はやって来るか アメリカ●地中海ダイエットが注目 医者が言わないことU●シックハウスで湿疹 医者で治らない病気●小児の神経病に特効薬 経済●大きくなければ? 活動と考え方●歳をとるほど大きくなる放射能の影響 ミネラル補給で精神面の改善② こんなに多いミネラル不足食品

  

月刊誌2014年2月号(298号) 【価格】1冊1050円(税込・送料込)
30周年特別増ページ 40ページ


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2014年1月号(No.297)

 

月刊誌表紙 ●ご注意! アメリカ、カナダ産サケ
多くの震災がれきがカナダ、アラスカの海岸に。
海中の放射能はこれから到達するので、
魚への汚染が心配になります。

サケ、筋子、イクラの汚染もこれから。
紅鮭、カラフトマスはアメリカ大陸沖の海を回遊。

2014年秋に帰ってくる日本生まれのシロザケは
がれきが流れ着いたアラスカ湾で成長しています。


●急増する国民医療費、いずれは財政破綻
国民医療費が38兆を超え、
税収の43兆円に近付いてきました。
低調な経済の下で、
国民医療費が年1兆円以上のペースで増え続けば、
国民皆保険制度の崩壊につながる可能性があります。

「患者のため」でなく「医師・病院のため」の医療が多く、
治らなければ患者は減らず、
病院にとってはむしろ、治らない治療法の方が歓迎です。
治す技術があっても広がりません。

ぞっとするような、税収と医療費のグラフを掲載しました。

●ミネラル補給で精神面の改善①

先月号まで、感覚過敏や睡眠障害など
主に身体に現れた変化を紹介してきましたが
伝統的なミネラル食品で補給することで、
うつ症状緩和、パニック・暴言・不安感の減少、
家庭内暴力の解消……と、
精神面でのうれしい体験談も数多く寄せられています。
今まで掲載の例をまとめてご紹介しています。


●3/15〜23「ウクライナ・ツアー」ご案内

学校で子どもが大切にされているのに感動する一方、
健康状態のひどさに驚いた2012年9月のツアー。
今回は、肥料を贈った村々を訪ねるので、どんな歓迎になるのか想像できませんが、
一生体験できない感動が待っているでしょう。

ウクライナツアー詳細



【CONTENTS】 化学肥料で放射能汚染を減らす 次は学校・村ごと健康改善 韓国でも講演 「ウクライナツアー」ご案内 講演会を終えて 学校給食の放射能汚染⑥国へ訴えよう さいたま市・11人に1人が発達障害 福島レポート●まだ安心できない牛肉 急増する国民医療費、いずれは財政破綻 アメリカ●遺伝子組み換え食品が? 中国●防空識別圏を設定した狙い 医者が言わないことⅡ●冬の乾燥肌対策 経済●貿易赤字は”損失”か? 活動と考え方●もう少し手を差し伸べよう ミネラル補給で精神面の改善① ご注意! カナダ・アメリカ産サケ

  

   月刊誌2014年1月号(297号) 【価格】1冊1050円(税込・送料込) 28ページ
    ※講演録「放射能被害の新事実」付き。


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