「食品と暮らしの安全」バックナンバー
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月刊誌2006年1月号(201号)
●「硝酸塩」が多いジュース
健康にいいと人気の野菜・果物ジュース。
でも、たくさん飲むと不安が生じます。
硝酸塩を多く含むものがあるからです。
調査した10品目中の結果
もっとも硝酸塩が多いのは。。。。
・ワースト1「飲みやすい青汁」(宝酒造)
もっとも硝酸塩が少ないのは。。。
・ベスト1「1日の野菜」(伊藤園)
硝酸塩は、体内で発ガン物質になります。
心配な野菜は?安心な野菜は?
●日本の建築を問う
命にかかわる偽装事件が年末に発覚。
構造計算書改ざん事件は
マンション居住者たちを震撼させました。
しかし、これは氷山の一角という声も少なくありません。
◎長持ちマンションの時代が幕を開けた
◎東京都庁は大丈夫か?
アスベストも使って堅固に建築したはずが
地下駐車場の壁に大きなX印のクラックが!
◎根本的に見直しが必要
◎現場での手抜き
◎ここまで堕ちたマンションの内装
マンションの内装でも、コスト削減や工期短縮のために
入居者を無視した質の低下が進んでいます。
◎「管理費」で財産を奪われている!
財産を奪われているのに、見逃されている「管理費」。
正当で合理的な価格にすれば管理費が安くなります。
●肥満の社会的責任
◎「食環境を整えることが重要」
肥満大国アメリカで、
肥満に対して警告を発し続けている消費者団体CSPI(公益科学センター)の
ブルース・シルバーグレード氏に
肥満にどう取り組むべきか
新しい視点の話を伺うことができました。
「太るのは、本人が悪い」という考え方は古い!
社会を変えること、「食環境を整えることが重要」です。
◎果糖ぶどう糖液糖「異性化糖」が重大原因
甘いものを食べても満足できない方
砂糖ではなく「異性化糖」をとっていませんか。
異性化された「果糖」が肥満の重大原因なのです。
◎果糖に税金を
肥満は脂肪の多い食品で起こると思っている人が多いのでは?
アメリカの調査では、脂肪とタンパク質の摂取は関連がなく、
「果糖」などの精製糖質が関連していました。
清涼飲料で果糖を摂り過ぎないことが重要です。
●ウォームビズ「ハイテク下着に注意」
「ウォームビズ」用のハイテク下着が発疹などの苦情で回収。
過剰に付着した化学物質が原因のようです。
ハイテク下着には注意が必要です。
●今月号もプレゼント特集!!
食べてみたかった、あの安全食品を
月刊誌年間購読者にプレゼント!
(月刊誌と一緒に送付されるアンケートハガキでご応募ください)
・伊予柑・ポンカンセット・無茶々園(2名)
・クッキー・ケーキセット・びーはっぴい(2名)
・卵・鶏加工肉セット・トキワ養鶏(2名)
・辛口純米「鷹勇」(1800cc)・池田屋酒店(2名)
●新シリーズ・小若事務局長による「安全基金」の活動と考え方(1)
資本主義に必要な消費者運動
●抗生物質が歯の成長に影響
●Q&A 5歳の男児 下痢が止まらない
入院していたのに敗血症に
●女医さんからのアドバイス・カドミウム汚染・
厳しくなる国際基準に反対する日本
●危ない電磁波・電磁波と医薬品の相互作用・
乳がん細胞でガン細胞が増殖!
月刊誌2006年2月号(202号)
●寺澤メソッド 第3弾 花粉症対策
間違いだらけの花粉症対策をやめて、効果的な花粉症対策を。
X 掃除機をかける
X 空気清浄機を利用する
X 花粉対策用のスプレーを使う
・効果的な掃除の仕方は?
・即効性のある漢方薬は?
・果物アレルギーとの関連にも注意!
●木造住宅が倒壊する!
腐りやすくシロアリに弱い「ホワイトウッド」に注意!
経費30万円増で、家の寿命を2倍にする方法を公開
危ないのはマンションだけではありません。
木造住宅の半分以上、
建売住宅の7割に1999年から急激に使われだしたホワイトウッドは
腐りやすく、地震がなくても倒壊する可能性があります。
これから家を買う人、作る人は必読。
この記事を読まずに、20-30年しか持たない住宅を買ってしまったら
約2000万円の大損をします!!!
●特集 ミネラル豊富で体にいいラーメンを手軽で美味しく作る
スーパーやコンビニで大量に売られている加工食品を同選んで
どう改良し、どう付き合っていけばよいかを考えるシリーズの第1回。
今や世界に広まっている日本の国民食、「インスタントラーメン」を
美味しく、健康的に食べる方法とは?
超カンタン、健康的な「醤油」味ラーメンスープのレシピも公開!!!
準備をしておけば、わずか2分でミネラルたっぷりスープ!
●「果糖不耐症」が起こす消化器の病気
ジュースや、シロップの入ったコーヒー飲料などを飲むと、
おなかをこわしやすいという人はいませんか。
ただの水分の取りすぎや冷えではなく、
使われている糖分(果糖)に反応しているのかもしれません。
●スウェーデンの環境政策を日本でも無理のない本物のリサイクルを
J-Wave(FM81.3)の大人気番組「ロハス・サンデー」(毎週日曜日・
朝6:00-9:00 関東エリア)のナビゲーター
ペオ・エクベリ氏へのインタビュー!
●●今月号もプレゼント特集!!●●
使ってみたかった 、あの安全食品を
月刊誌年間購読者にプレゼント!
(月刊誌と一緒に送付されるアンケートハガキでご応募ください)
・ 防虫剤なしで洋服を保存・虫バイバイ(2名)
・ オーガニックコットンのアイピロー(2名)
●Q&A 果糖が吸収されるのは?
●ここまでやった表示偽装・中田物産の大違反
●鶏インフルエンザ・人インフルエンザと同時感染がリスク高める
●鉛の汚染 生殖器や次世代への影響
●意外に強かったコードレスフォンの電磁波
●新シリーズ・小若事務局長による「安全基金」の活動と考え方(2)
政治と違う問題提起型の市民運動
月刊誌2006年3月号(No.203)
●ぜん息・アレルギーに悪い掃除機
花粉症の時期になりました。
掃除機を一生懸命かけている人も多いのでは?
でも、掃除機がアレルギーをひどくしているかも!
排気のきれいな掃除機にかえれば、
ぜん息で5割以上、その他のアレルギーでは4割以上、
症状が改善したというアンケート調査結果がまとまりました。
●インスタントでもヘルシーなスパゲッティを
手軽で簡単に食べられるインスタントスパゲッティは、
子どもにも若い人にも大人気。
でも、ビタミンやミネラルが不足しがち。
「化学調味料」「タンパク加水分解物」が入っていないものを選び、
わかめスープや、干しエビの粉をかけて、
ミネラルを少しでも補給しましょう。
●「有機食菜 COMON」阿佐ヶ谷で、まだ売られている中田物産の食品
「アレルギー対策商品」「有機」「無農薬食品」がニセモノだらけ。
100品目を超える商品に偽装表示があった中田物産を、FNN「スーパーニュース」は、3度にわたって報道。
中田物産はやっと、本店を閉店し、ホームページも閉鎖。
しかし、別名の店で、問題の商品が販売され続けています。
販売しているのは、東京・阿佐ヶ谷駅の南側商店街にある
「有機食菜 COMON」です。
表示違反になった食品に、違反の部分にシールを張って販売しています。
このお店は中田物産の関係者のものであることがわかっています。
●果糖の除去で改善する鬱(うつ)症状
うつ病が増えています。
その原因は、清涼飲料水や加工食品によく含まれている
「果糖」などの糖類かもしれません。
果糖不耐症と鬱の関係についてお知らせします。
鬱で悩んでいる人は必読。
●Q&A 果物の果糖は?
糖尿病の人は?
抗うつ剤のSNRIとは?
●探訪記 建売住宅・建築現場
進んだ?シックハウス「対策」の実態
建売住宅を見学するときは、どんなポイントを見てくればいい?
どんなふうに販売員の人に質問したらいい?
●CO2地球温暖化説は間違っている!
(槌田敦・名城大学経済学部教授・2006年1月31日最終講義要旨)●初観測、スロースリップが次々連動
東海・東南海地震の危機高まる
●データ改ざん、制御棒”破損事故”
東芝製の原子炉に問題続出
●日本一の改革実績を残した前佐賀市長に聞く
木下敏之氏の福祉・教育・環境を守る戦い
●電磁派対策・WHOは予防原則適用を決定?
●鉛の汚染 生活の中で避ける方法
●質問コーナー ●きのこ栽培に使うベノミル
●推薦する「加湿器」は?
●人のBSE・手術でヤコブ病のリスク
●ビタミンC入浴剤『使うな、危険!』で静かなブームに
●子豚のときから抗生物質不使用・江原養豚
「えばらハーブ豚未来」を購入できる
●「安全基金」の活動と考え方・署名運動をしない理由
2006年4月号(No.204)
●農薬・化学肥料を使用しない植木屋「ひきちガーデンサービス」
インタビュー曳地(ひきち)義治さん・トシさん
ガーデニングの楽しみな季節がやってきました。
せっかくのガーデニングなのに、家庭用農薬を使っていませんか?
毒性が低そうに見えても、中には人が死ぬほどの毒性があるものも。
子ども、ペット、洗濯物にかかったりすれば、危険です。
こんな農薬を使わなくても、安全にガーデニングを楽しむ方法は
あります!
●カレーをヘルシーに
子どもの好きな食品の御三家に必ず入るのがカレー。
現代の食の中では、比較的ましな食品です。
でも、より良いカレーを選ばないと味覚がマヒし、
食生活が乱れる原因になってしまいます。
●乳児用粉ミルクの表示改善
育児には喜びだけでなく、戸惑いや不安もつきもの。
母乳がよいとわかっていても、
足りているのかと悩むことも少なくありません。
しかし、母乳と粉ミルクは似て非なるもの。
母乳とまぎらわしい宣伝は正される必要があります。
●弓削多醤油 生しょうゆを楽しむ、醤遊王国の誕生
しぼっただけ、加熱もフィルターろ過もしていない 木桶のもろみをしぼった本物の生しょうゆ。
ふくよかな味わいが食卓を豊かにしてくれます。
この美味しい生しょうゆをいっそう広げようと、 弓削多醤油は木桶を増設し、 醤油を楽しむ「醤遊王国」を作りました。
●変わる有機認定
農林水産省はニセ有機食品の取り締まりを強化しています。
先月、有機認定業者3者に認定取消しを、 有機登録認定機関1協会に60日間の業務停止を発表。
この3月1日からJAS法が改正され、 有機食品は大きな変革期を迎えています。
●携帯電話は、第2のアスベスト?
携帯電話の脳腫瘍リスクの疫学調査結果が、続々と公表。
統計上、はっきりしたリスクは示されないものの、 10年以上の使用では、ほとんどの調査でリスク上昇を示唆。
結果がはっきりしないのは、 長期使用者の数が少ないためのようです。
●ぜんそくに危険な肥満
ぜんそくが、日本でも世界でも増えています。
一方、肥満も増えています。
肥満になると、ぜんそくを起こしやすくなり、 治療の効果も低下するのです。
●Q&A
RSウイルス感染症は入院が必要?
熱がないのに咳が続く
●鉛の汚染 子ども向けアクセサリーに注意を
●浜岡原発震災への対策、耐震偽装事件にも取り組む
新事務所ビル建設への経緯
●質問コーナー
鉛を除去できる浄水器は?
電子レンジを使っても大丈夫?
健康茶のポストハーベスト農薬が心配
添加物減らして胸の痛みが消えた!
スミスリンシャンプーは安全?
お風呂まろやかビタミンC・トリハロメタンも減らす
DS2・DS3の防塵マスク、洗えます
●排気がきれいな掃除機「オキシジェン」アンケート回答者に聞く
●新連載 やさしい経済解説「量的緩和解除、暮らしへの影響」
●「安全基金」の活動と考え方(4)
「自然の原則に従う」
●世論を盛り上げて浜岡原発を止めよう
握りつぶせる「堅い岩盤」
断層の上に建つ原発
●巨大地震に備えて LEDライトと猫用トイレ砂を
●『放射能で首都圏消滅ー誰も知らない震災対策』(仮題)
4月20日出版
●ついに出版!2006年4月26日新刊
『放射能で首都圏消滅 誰も知らない震災対策』
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食品と暮らしの安全基金・古長谷 稔 著 三五館 1260円(税込み・送料別) 震災の心配は高まっているものの、テレビや新聞、政府からは、 知らされていない危機があります。 |
地震で、原子力発電所が、影響を受けたら????
電力会社が強力なスポンサーとなっている大手マスコミでは、
報道されない事実、、、、
でも、確実に私たちがさらされている危機。
「誰も知らない震災対策」があります。あなたや家族の命を守るために。
●特集 怖い外食
・プロも知らない 驚愕のプロ用ソース
「お好みソース」「焼そばソース」にご用心。
野菜と果物をまったく、使わず、主成分は砂糖。
その上、合成保存料と合成甘味料も入っています。
・「和食」も頼りにならない
外食でも和食なら安全と思っていませんか?
一般のスーパーでは少なくなった合成保存料を
使った食品がレストランではたくさん使われています。
●何を選ぶ?どう食べる?
マクドナルドとモスバーガー
マクドナルドとモスバーガーの
「チーズバーガー」「テリヤキバーガー」を比較。
どちらを選ぶ?避けたほうがいいメニューは?
●赤ちゃんにあぶない
果糖・マグネシウム入り「ベビー用イオン飲料」
3ヶ月からの赤ちゃんに、という「イオン飲料」
なんと、果糖がたっぷり入っています。
「乳幼児用」と表示されていても、飲ませてはいけません。
●韓国マスコミ・抗生物質耐性菌に注目
韓国で、抗生物質が効かず、死亡者が出ました。
韓国マスコミは耐性菌に注目し、
安全基金にも、取材依頼が相次いでいます。
耐性菌をなくす運動を広めよう
ビデオ・DVD『命が危ない!耐性菌汚染』を
キャンペーンで価格
定価18000円を 9000円に。
●マンション「都心回帰」の行方
●探訪記・有害な物質にさらされない暮らし
「国産杉材で作る心地よい家」
●ポジティブリスト施行で規制が強化・農薬の"違反使用”が激減する
●生卵が1万3千トンも輸入された
●嘘のようなまこと!恐るべき共謀罪
●発ガン物質・死産のリスク高まる
浴室のトリハロメタンに注意!!
●送電線の電磁波が小児白血病の治療にも悪影響
●「睡眠時無呼吸症」の改善は?
●Q&A 赤ちゃんの便に血が・・・
●オメガ3脂肪酸(魚・エゴマ油・亜麻仁油)
高齢者の認知機能を改善、子どもの脳の形成・アレルギー予防に役立つ
●質問コーナー
Q 産後のダイエットで注意すべき点は?
Q ラップの防曇剤は安全?
●理事会で新方針・安全基金の組織を変更へ
●「安全基金」の活動と考え方(5)
「全面否定」しない
2006年6月号(No.206)
●エアコン・除湿機を上手に使って梅雨を快適に ●好評発売中 ■■『放射能で首都圏消滅 誰も知らない震災対策』■■
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2006年7月号(No.207)
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2006年8月号(No.208)
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2006年9月号(No.209)
●輸入スパゲティから農薬
農薬のポジティブリスト制が5月29日にスタートした時点では「違反が続出する」と、業界は大騒ぎ。ところが実際には違反があまり出ていません。
スパゲティを検査して調ると、農薬が検出されました。この検査で、加工食品と検査機関に抜け穴が見つかりました。
食品の安全が本当に守れるのか心配です。
●ドイツからのリポート
ドイツでは、オーガニック製品を手軽に手に入れられる「オーガニックスーパー」が街のあちこちに。
ドイツの人が環境と健康に配慮した商品を選べる『Oekotest(エコテスト)』という月刊誌があります。
そんなドイツの情報を、ミュンヘン在住の木村麻紀さんにリポートしてもらいました。
●掃除機●排気中のノロウィルスで胃腸炎
●「生活防衛」食品編●清涼飲料
●電磁波●電車などで最大1800倍に
●医療現場からの警告●免疫抑制剤
●Q&A●6ヶ月の子のゼーゼーに薬は?
●寺澤先生どうすれば?●離乳食/予防接種
●女医からのアドバイス●葉酸不足が奇形を
●経済解説●食料か それとも燃料か
●今年は農薬が多く使われた
●浜岡原発にふれない朝日新聞
●「安全基金」の考え方(9)ネックレス市民運動論
●事務所建設●地盤調査/木造建築に
●心を蝕む有機リン農薬
適切な治療で笑顔取り戻せた
●客の健康を害する宿
(居室に使用禁止の劇物・有機リン系殺虫剤DDVP)
2006年10月号(No.210)
●ナショナル掃除機の不当表示・広告
ダニアレルギー対策に重要なのは、排気のきれいな掃除機でこまめに掃除することと、湿度を60%以下にすること。
家電トップのナショナルは、6万円近い掃除機を、アレルギー対策に良い、と宣伝しています。しかし、ダニアレルギーが悪化しかねない掃除機でした。
「微細なハウスダストも約99.9%逃がしません」どころか、吸ってため込んだチリを排気で撒き散らし、室内の空気を汚染する掃除機でした。
本誌で、掃除機の詳しい実験結果を紹介しています。
高気密・高断熱化した日本の住まいは、冬でも湿気がたまりやすく、湿気を好むダニにとって、冬でも繁殖できる天国になっています。
一般的な除湿乾燥機は、気温の下がる秋から冬にかけては、湿気が取れなくなるので、冬も湿気が取れる「コンデンス式除湿乾燥機」がお勧めです。
●特集 硝酸塩が危ない
青物野菜などに多く含まれる「硝酸塩」は、日本人の多くが、許容量を超えて食べています。
硝酸塩は、毒性は弱いのですが、体内に入ると、発ガン物質に変化することもあるので、できるだけ取らないようにした方がいい物質です。
健康に良いと宣伝されている「青汁」ですが、キューサイのいうとおり、「1日2パック」も取ると、確実に許容量を超えてしまいます。
青物野菜を控えめにして、硝酸塩の少ないニンジン、キャベツ、カボチャ、トマトなどを食べた方がいいでしょう。
代表的メーカーの青汁に含まれる硝酸塩の検査結果や、規制が難しい現状について、紹介しています。
●食の情報公開/ロイヤルホスト ●「巨峰」に使われる薬剤 ●「生活防衛」ネット編/自己防衛を ●浜岡原発/「通販生活」が緊急提言 ●電磁波/WHOが静電磁場に警告 ●医療現場からの警告/糖尿病は環境汚染病? ●Q&A/肝炎/子どもの帯状疱疹 ●女医からのアドバイス/うつと妊娠 ●経済解説/敵対的TOB失敗の勝者は? ●卵のリスクは変化なし ●「イセ食品」創設者、訴えられる ●スティックシュガーは使わない ●総会報告 ●「安全基金」の考え方(10)「反射神経」と「勘」 ●化学物質過敏症/イトーヨーカ堂に賠償命令
2006年11月号(No.211)
●北朝鮮の核実験で、槌田敦氏が衝撃の指摘 (知らぬ間に核武装する日本)
「北朝鮮の核実験は、爆発規模が小さく、不完全な爆発で失敗だった」、 「大騒ぎすことはない」「この実験で、日本の核武装化計画に拍車がかかるのではないか」
と心配する槌田氏。
「核兵器を持つと、相手国の恐怖心をあおり、相手が核保有国なら先制攻撃してくる」 「アジアでの核競争を激化させ」、 「突発的なことでアジア核戦争も起こりかねない」
「『核兵器を持たない国には核攻撃できない』のが、広島・長崎に原爆を落として以後の現実」
と、日本の核武装の無意味さを強調。
そして、物理学者でもある槌田氏は、 「国民から見えない形で、日本の核武装化が進んでいる」 「高速増殖炉を持つ日本は、核弾頭30発以上に相当する兵器級プルトニウムを100kg保有している」
と、衝撃の事実を明かしました。
麻生外相らの『核保有の是非について議論することは大事』という発言を、 「国民の知らない闇の中で進められてきた核武装計画を、公で議論する絶好の機会」と捉え、
「国民全体の議論を開始すべき」と呼びかけています。
韓国人ジャーナリストのチョウ・ファへン氏は、「日本人は憲法9条を守ってほしい」、と訴えています。
●やはりダニアレルギーに悪かった日本の掃除機
掃除機の性能を表す国際規格は、ゴミがよく取れ、排気がきれいで、音が静かなこと。
しかし、国産掃除機メーカーは、消費者の健康より、購買意欲をあおることを優先し、意味のないパワー競争を続けています。
空気を吸い込む力が強くなり過ぎると、ヘッドの床への張り付きを弱めなければ掃除しづらくなるので、掃除機のヘッドに穴を開けて室内の空気を大量に吸わせ、ゴミを取る力を弱めています。そのため、カーペットに潜むダニやダニのフンを吸い切れません。
さらに、吸い込む空気が大過ぎるので、目の粗いフィルターしか使えず、排気も汚くなっています。
国産掃除機メーカーは、ダニアレルギー対策用と宣伝していながら、ダニアレルゲンを取り切れず、取ったチリも排気で撒き散らす掃除機を売り続けています。こんな掃除機を購入しても、ダニアレルギーは悪化するだけです。
●身体が喜ぶ料理を
シンプルな本来の食を取り戻せば、もっと美味しくなり、心豊かになり、身体は健康を取り戻します。そんな調理法について、東京・代官山の有名なフランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のオーナーパティシェ・弓田亨さんと、フランス菓子・料理教室主任の椎名眞知子さんに伺いました。
弓田さんは、日本の農産地が連作や農薬の大量使用で、食材にミネラルやビタミンなどの微量栄養素が不足している上、砂糖を安易に加えるなど間違った調理法で、美味しくない栄養が偏った料理ばかりになっていることを指摘し、どう料理したらよいかを指導しています。
弓田さんと椎名さんは、やたらと砂糖を使わないこと、コンニャクや豆腐の汁を捨てないこと、イリコの効用などについて語っています。
また、弓田さんは、新たに『記憶の中の母の味』を出版し、その中から本誌は、「サンマの煮付け」と「かぶと柚子」のレシピを紹介しています。
●浜岡原発ストップ●古長谷氏、県議選に出馬 ●寺澤メソッド●冬を元気に乗り切る術 ●電磁波●電子機器満載の魚雷艇乗組員が被害 ●女医からのアドバイス●女性の喫煙 ●経済解説●金属資源リサイクルの異変 ●「安全基金」の考え方(11)「唯比較論」
2006年12月号(No.212)
●家電製品の電磁波
電気カーペットは、足元からぽかぽか。カーペットに横になり、つい居眠り。幸せを感じるひとときです。
しかし、目が覚めると、さっきの幸福感はどこへやら、頭痛がしたり、体がだるくなる人もいます。
電気カーペットなど多くの家電製品からは、高い電磁波が発生しています。
電磁波問題市民研究会が調べると、ナショナル製の電気カーペット「2001年製 DR5212」は、最高51.8mG(ミリガウス)の電磁波を発生させました。「4mGで小児白血病のリスクが2倍に」という調査もあり、その13倍の電磁波が出ているのです。
一方、この家庭にあったもう一つの電気カーペットは、電磁波の発生を抑えたゼンケン社製ですが、測定すると、ナショナル製の約280分の1。メーカーが安全に気をつければ、電磁波は抑えられることがわかります。
そのほか、はやりのインバーター式蛍光灯からも、高い値の高周波電磁波が出ていました。「目にやさしい」と宣伝している商品ですが、目の前で手元を照らしている子どもたちの健康が心配です。電子レンジは、コンセントにプラグを差し込んでいるだけで、50mG以上の電磁波が。家電製品に囲まれた暮らしはリスクだらけです。
●「生活防衛」 あなたは保険で大損している
保険は「ギャンブル」と同じ。
保険は「特約」を中心にムダなものが多く、必要なものだけに絞らないと大損します。
今後20年以内に死んだら支払われる3000万円の保険に毎月2万円、数年以内に車が全損する事故を起こしたらもらえる200万円に毎月いくら、というように、
かけ金を支払う保険は、自分の人生を「かけ」の対象にしているようなものです。リスクが起こらなければ、かけ金は没収か、かなり目減りするのですから。
保険料を払うくらいなら、そのお金を貯蓄に回して、あらゆるリスクに備えられる資金を作るべきです。
<医療保険> 高額療養費など保障内容の充実している公的な健康保険や、 会社の福利厚生制度を活用すれば、多くの人がいりません。 優れた公的保険をみんなで守っていかなければなりません。 どうしても入るならば、こくみん共済の医療タイプや、 都道府県民共済が、安くて内容が充実しています。 また、ガン保険は、アフラック(アメリカンファミリー生命) がお勧めです。 <生命保険> 公的保障や会社の福利厚生制度の活用、貯蓄、遺族の収入、 期待できる親や知人の援助など、今死んだとしても、 さまざまな条件を考えると、多くの人に必要ありません。 特に若い人にはいりません。 大学を出てすぐ、友人の勧めなどで契約する人がたくさんいますが、 20歳台は死亡率が低く、今死んでも生活に困る家族はいませんし、 晩婚や非婚が増えています。 また、30歳台で家族がいても、10年先、20年先には、子どもが独立 していたり、収入や貯蓄が増えている可能性が高いので、 加入するとしても、かけ金の安い10年くらいの定期保険で十分です。 入る場合は、シンプルで安いものがよく、会社で加入している 団体定期保険、全労災などの共済、通販で買える保険、 営業マンが販売する保険の順です。 特約などはできる限り削ってください。 <火災保険> お宅に保険会社が定期的にやって来て、 火災保険の保険金や保険料の見直しをしていますか。 お宅の火災保険は、1998年以前に契約したものではありませんか。 どちらか一方でもあてはまるならば、今すぐ、 火災保険の契約内容を見直してください。 それが「住宅火災保険」や、「住宅総合保険」ならば、 家が全焼しても、再建築できるだけの保険金をもらえないのに、 保険料をムダに払い過ぎているかもしれません。 全労災の火災共済や、都道府県民共済の新型火災共済は、 水害などを除いて家を再建築できるだけの費用を 補償しながら、かけ金が安くお得です。 また、地震保険は、家を建て直すだけの保険金はもらえません。 しかも、国は、大地震が起きたときに支払われる保険金の 上限を5兆円に決めていますので、被害総額100兆円以上 ともいわれる東海大地震が起きたら、単純に考えると、 もらえるお金は契約額の20分の1以下になります。 <自動車保険> 損保26社は、自動車保険を中心にした保険金の不払いを、 約3年間で約32万件、額にして約188億円しています。 そのほとんどが、「特約」関係でしたが、金融庁は追加調査 を命じましたので、さらに増えることは確実です。 イモビライザーという高性能な盗難防止装置付きの 車を盗まれて、保険金を請求したら、保険会社から支払いを 拒否された上、「保険金詐欺」と非難されるなこともあるようです。 それでも、自動車保険は必要な保険です。 対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保障保険の3保険は、 補償内容が充実したものにしてください。 ほかの特約は、「おまけ」のようなもので、本当に必要なもの 以外はいりません。 契約するときは、特約の一つひとつに、保険会社から説明を求め、 相手が説明できなかったり、渋るようならば、必要性が低い もので、不払いにされる可能性も高く、会社も担当者も変えた方が よいでしょう。
●抗生物質を使わない飼育法 日本から世界へ
人の健康を危険にさらす耐性菌が、家畜に抗生物質を大量に使うことが原因で、飼育場で生まれています。
中でもブロイラー飼育は最悪です。EUは、今年から治療以外の抗生物質を禁止しました。
大手の食材調達メーカー「ニチレイフレッシュ」は、1997年から抗生物質「不使用」飼育を世界に広げていました。
生産農家の説得、技術者の派遣、日本食鳥協会の反発など、多くの困難を乗り越え、現在では、ニチレイフレッシュが取り扱う鶏肉の約4割は、「FAチキン」と呼ぶ抗生物質「不使用」の鶏になっています。
「ニチレイフレッシュ」で、抗生物質不使用を進めている富樫幸男さん、抗生物質不使用に、いち早く1972年から取り組み始めた「秋川牧園」(山口)の秋川実会長、業界第3位で、抗生物質の使用を一切やめた「十文字チキンカンパニー」(岩手)の十文字保雄社長を招き、座談会を開いてもらいました。
日本の技術は、世界的にみても優れていて、花兄園(宮城)、米沢郷牧場(山形)、石井養鶏農協(徳島)、アマタケ(岩手)など、実力のある生産者や、企業もあちらこちらにあります。
●アメリカの家畜を保護する牧場
アメリカに、病気になって捨てられた鶏や豚などの家畜を譲り受け、天寿を全うするまで保護し育てる農場があります。
この動物たちは、食べるためなどに飼育している牧場で、モノのように「大量生産」されていましたが、この農場に保護され、「生き物」として個性豊かに暮らしています。
この農場は、ニューヨーク市から車で5時間のところにある「ファームサンクチュアリー」。
大量生産による食肉の安全性などを心配して、1986年に作られました。運営は、会員の会費と寄付で成り立っています。
代表のジーン・ボーストンさんは、「大量生産している牧場では、子牛を狭い檻につなぎ、草を食べさせずに液状のエサで育てるので、病気が多く通常の5倍も薬を与えている。フォアグラもガチョウに強制的にエサを食べさせ、肝臓を10倍くらいにした不健康な食べ物」と、批判しています。
家畜の健康を守ることは、食の安全につながる、とジーンさんらは考えています。
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