代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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「25周年記念講演B室内の空気汚染が危ない」
安全基金の活動と考え方(42)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 室内の空気汚染に取り組み始めたのは1990年代の初めからです。横浜国立大学の加藤龍夫教授と、本誌連載中の寺澤政彦医師に影響を受けて、だんだん全力投球するようになりました。  有害物質は同じ量を摂取しても、吸う方が食べるよりはるかに危険性が高くなります。それなのに、住まいの中や住宅建材に殺虫剤が使われるようになっていました。 ですから室内にいると、吸い込む殺虫剤の量は、食品から摂る残留農薬よりも多くなるような状態だったのです。
 家庭内で危険度が高い日常品を専門家に指摘してもらったら、防虫剤のパラジクロロベンゼンがワースト1になりました。 そこで、防虫剤を使わなくてすむ防虫袋『虫バイバイ』を開発して発売したのが1995年です。
 1996年からは、エコ建築家たちや寺澤医師とシックハウス問題に取り組み、97年に『健康な住まいを手に入れる本』を出版しました。 この本は「エコロジー住宅のバイブル」と呼ばれ、ロングセラーになって増補3訂版まで作られ、建築基準法を改正するきっかけをつくる役割を果しました。

遺伝子操作食品
1996年に、遺伝子操作食品が輸入されそうな状況になりました。 このころ、英語も仕事もできる優秀な若いスタッフが次々と入ってきたので、数多くの仕事を手がけ、業績を上げました。
 遺伝子操作食品も、海外で現地取材し、97年11月にビデオ『不安な遺伝子操作食品』を完成させました。 遺伝子操作ジャガイモの葉を食べた虫が苦しみながら死ぬ映像は、テレビで何度も流され、世論に大きな影響を与えました。 そして2000年は、初めて遺伝子操作作物が減少した年となりました。私たちは勝利したと思い、『遺伝子操作食品の避け方』を出版しましたが、 その後はまた作付けが増え、反対派の敗北が続いています。

有機認証・ダイオキシン
 ニセ有機食品の摘発と、有機認証制度の導入にも取り組みました。
 1996年に世界の主な有機認証制度の概要を紹介した資料を作成したら、有機認証制度を導入するときに大いに役立ちました。
 当時は、ダイオキシン騒動が続いていた時期で、私たちは槌田博氏にインタビューしました。それを補足するポスター『ダイオキシンの原因を断つ』(1997年9月)を作成すると、 このポスターは印刷する前からテレビに何度も取り上げられるほど大反響を呼び、一般からはもちろん、大手電機メーカーなどから数100部単位で注文が相次ぎ、9万部を刷りました。
 この影響で、燃やしていいものをうまく燃やすダイオキシン対策が明確になって、対策が進み、3年後には排出量が100分の1をはるかに下回るようになりました。


2009年6月1日発行 No.242より

安全基金の活動と考え方(43)「25周年記念講演C極微量で女性ホルモン作用」

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