代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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「生活の快適さを追求する」 安全基金の活動と考え方(22)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一

 何が正しいのか、ほとんどの場合、本当はわかりません。
 野口体操では、「快」と感じる方向が正しいと「仮定」して、その時の正しい動きを探っていきます。
 しかし「快」はいつも正しいとは限りません。「快」と感じながら体操していても、コリが出たり、故障するときは、「快」の中に悪が潜んでいたわけです。
 私たちの組織も、いつの間にか、「生活の快適さ」を模索するようになっていました。これが本当に正しいかどうかはわかりませんが、現時点の到達点は、新刊の『素敵な節約!』です。
 私たちは「遺伝毒性」だけに取り組む団体として1984年にスタート。ところが3年目に入ったころ「毒性の時代は終わった」と代表世話人の外村晶教授に言われ、他にすることを考え始めました。
 私が行なってきた活動は「安全性」だけなので、その範囲での模索です。
 「安全性」には2つのものがあります。
 一つは、科学的な検証に根ざしたもの。もう一つは、市民感覚では被害がでていると信じる方が妥当なのに、科学的には無視されていたり、否定されているもの。
 2つの質はかなり違いますが、両方とも、ではどうするのか、という課題を突きつけてくるので、自分で工夫し、生活の中で安全性の問題点をクリアしてきました。
 しかし、私が生活提案をすると、一般の人は「ひいてしまう」のです。私のように市民運動しかしてこなかった人間は、一般の人と感覚が違いすぎました。
 40歳のころから消費者運動家としての評価が高まり、年に1作ペースで本やビデオを作るようになって、人並みの収入を得られるようになると、一般の人と少しは波長が合うようになりました。
 ここでようやく深く反省し、普通の人と普通に話せるように努力を始めました。
 普通の人と共有できるテーマが「生活の快適さを追求する」ことで、私の場合は、それをエコ的に行なうことになります。
 普通の人は、企業が提案する快適さを買っていますが、ほとんどの場合、どこかにマイナス面が隠されているのです。それを見つけて、マイナス面をどうすれば取り除けるかを私は考えます。
 解決方法を見つけ、自分で工夫して誰でも快適さを実現できるようにし、さらに提案する本を書いて、それが広く社会に受け入れられればベストセラーになります。
 その代表作が『食べるな、危険!』で、2作目が『使うな、危険!』です。
 もっと一般的な内容が『素敵な節約!』です。本を読んだ方が連日、白だし、サンホワイト、ビタミンCを注文をしてくださっています。この御三家を見れば、「生活の快適さを追求する」提案が、いま一般に受け入れられていることがわかります。

次回は「金属も自然」の予定です。


2007年10月1日発行 No.222より

安全基金の活動と考え方(23)「金属も自然」

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