代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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伝統医療の復活を 安全基金の活動と考え方(154)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 国家財政を揺るがすほどお金をかけているのに、医療は人を治せなくなっています。
現代医療は改善を迫られているので、ミネラル不足による健康障害を解消しながら、日本の伝統医療に学んで、見直すべきです。

 ミネラル不足から病気になった人が過半数を超えているのに、ミネラルの摂取量を確認せず、「効果があった」「なかった」と判断する治験には、科学的な欠陥があります。
 日本に中国医学が伝来したのは1600年前。中国には数千年前から医療があり、その理論体系が1800年前に『黄帝内経』という医書にまとめられています。 この一部が日本に伝わり、「漢方」となって、鎖国した江戸時代に独自の進化を遂げました。

 漢方薬は、1000年以上、ヒトを治療してきたのに、エビデンスがないと批判する専門家がいます。これはセンスが悪い専門家の言い分で、ヒトに効くことは確かです。
どんなときに、どのタイミングで、どのように服用すれば、確実に効くかという視点で発展させるのがいいのです。
 伝統医療は、手術しないので、指圧、鍼、灸、按摩、接骨術と、手技が発達しました。 明治政府は西洋医学を取り入れ、伝統医療を捨てました。それでも昭和40年代までは少し残っていました。

 私は50年前、護身術を少し習いました。その奥山龍峰先生の「皇法指圧」の合宿に1週間参加し、免状をもらいました。 もう一つ、体を自然界の原理に任せて動かす野口体操を13年、学びました。
 この2つを用いて、ウクライナで動きの悪いミーシャを1時間治療し、固まった左腕を動くようにし、普通にまっすぐ歩けるようにしました。
伝統医療の端っこを、ほんの少しかじっただけの編集者が、「奇跡」と言われた回復をさせることができたのです。 ただし、年に1度の治療なので、1年後に行くと元に戻っています。
 寝たきりだったワジムは、血液循環療法の古田勝彦療法士が鬼気迫る勢いで治療を繰り返しているとき、身体を緩める手伝いをしたら、反応部位が出てきました。 それからの回復は目覚ましく、1時間後には立っていたのです。翌日は、支えると歩くことができました。
 障害者の障害を軽くできる可能性があることを2度も実証したのに、医師が障害を治そうとしないのは大問題です。
 障害者団体も、障害が軽くなると思っていないのは残念なことです。

 江戸時代は、柔術の道場に治療所が併設され、住民の捻挫、脱臼、骨折などの治療を行っていました。柔術の各流派には治す名人がいて、その名声を誇っていたのです。
 今は、外科に行くとたいてい手術されますが、「椎間板ヘルニアの9割は誤診」と言う専門医がいるほどで、良くならないことが多い上に、後遺症が出ます。
 腰痛の名医が各地にいて、手技でたちまち良くしてしまうのですが、これは伝統医療で行っていた治療と同じと考えられます。

 伝統医療の技はほとんど失われてしまいましたが、文献は残っているので、奇跡を起こせる技の復活に取り組むべきです。


2019年5月号No361より



安全基金の活動と考え方(155)『堕落した専門家から生命を守る』

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