代表小若順一が「安全基金の活動と考え方」を月刊誌『食品と暮らしの安全』に連載中!
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台風の備えにパンを 安全基金の活動と考え方(140)

食品と暮らしの安全基金代表 小若順一


 アメリカでは超大型ハリケーン「ハービー」で大きな被害が出ています。
 台風18号の被害は思ったより少なかったとはいえ、地球温暖化で超大型台風に襲われるようになりました。
 60年前、故郷の岡山では「台風が来る」と聞くと、雨戸を閉め、風呂に水を張って備えましたが、 上京後は台風を気にしなくなり、一般的にもそうなっています。
 今、台風の風と雨への対策を見直すべきときです。

 事務所には雨戸が付いていません。一般住宅でも、出窓はガラスだけ。風で何かが飛んで来て、ガラスが割れると大変なことになります。
 地震の記事を書くため、3階の大きな窓はすべてにガラス飛散防止シートを貼ったので、きれいに貼る大変さはよくわかりました。 窓枠に合せて切り取るのが難しいし、気泡がどうしても入るので、最終的には、100円ショップのものを、窓枠との間に間を開け、気泡も気にせず、適当に貼りました。 少し汚くなりましたが、安心料と思えば何ともありません。窓ガラス対策は必須です。

 水と食料は、地震対策として備蓄されているでしょうが、台風は来る日がわかるので、長期保存できる缶詰やレトルトでなく、生鮮に近い食材を多目に買っておくことです。
 まずはパンを3日分買って、水と一緒に2階に置いておくこと。電気やガスが途絶えても、1階に水が来て2階にこもるときも、簡単に持って上がれます。
 どんなパンがいいでしょうか。 白い食パンはミネラルがないし、味気ないからダメ。
 全粒粉、ライ麦、玄米、クルミ、カボチャ、レーズンの入った食パンを主食にご用意を。 イチジク、クルミ、チーズが入った個包装のパンで、ブラン(小麦の外皮)やサツマイモ入りなら、なお良しです。
 チョコレート、抹茶、マロン、ピーナツ、アーモンド、クランベリー、ブルーベリーが入った菓子パンや蒸しパンも、デザート代わりに用意しましょう。
 災害に遭わなかったら、食べきれないので冷凍庫に入れます。  災害に遭ったら、賞味期限の3倍までは食べます。例えば20日に、22日が賞味期限のパンを買ったら、袋を開けずに置き、26日までに食べればいいわけです。
 原材料表示を見て「ショートニング」入りのパンをまず避けましょう。 トランス脂肪酸の問題もありますが、それよりミネラルゼロの油脂なので消化が悪く、胸焼けや、胃もたれを起こすかもしれないからです。
 一番いいのは、油脂がバターだけ。そんなパンは少ないので、バター+マーガリンでも良しとします。

 水だけでは味気ないので、PETボトルを洗って紅茶のティーバッグを1ℓに2袋入れ、浄水器の水を入れておけば、15分後から美味しく飲めます。
 日本茶なら、茶葉をそのまま1ℓに10gを目安に入れ、15分後から上澄みを飲みます。 茶葉が少し入りますが、これは栄養源です。少なくなったら水を注げば、もう1〜2度、飲めます。


2017年10月1日発行 No.342より

安全基金の活動と考え方(141)『不良品だらけの原発を止めよう』

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