国際会議
コーデックス(国際食品規格)プレスリリース:No.7

■5月14日 表示部会第4日目:議事録の採択


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┃目┃次┃

●本日の会議・議題12 議事録の採択議事録の採択

●ひとこと  (私の個人的な感想です。)

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┃本┃日┃の┃議┃題┃2004年5月14日

●表示部会第4日目(3日間の議事録を採択)

●昨日、議長団、事務局が準備し、議事録を参加者全員で読み、会議内容
が正しく反映されているかどうかを確認する作業です。


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┃会┃議┃の┃内┃容┃

●遺伝子操作食品の表示に関する議論の議事録に関して、多くの発言が続い
たが、おおむね順調に採択され、13:00には会議が終了した。

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┃ひ┃と┃こ┃と┃ふたこと

●やっと、会議が終わりました。私個人的には、6年目となるこの会議の参
加で発言することにかなり慣れてきたこと、この現地からの速報を初めて行
ったこと、3日目の夜には日本政府代表団と共に夕食を食べ交流を深めたこと
など、手ごたえのある会議でした。しかし、会議自体の内容、成果としては、
あまり、ドラマティックな合意というのはなかったのが残念でした。

●国際会議の醍醐味とは、こんなに考え方も言葉も違う世界中の人たちが、
何とか1つの合意に達しようと努力して、それが実ることです。

時には、ずっと妥協を拒んでいた国が、さっと意見を取り下げて、会議の
雰囲気ががらりと変わって、後はトントン拍子で決まっていく、、、とい
うようなドラマティックな場面に遭遇することがあります。そういう場面を
見ると、ああ、人間って話し合いでここまで理解しあえるようになるのだと
ちょっと感動します。

今回は、そんな場面に遭遇できないまま、会議が終わ
ってしまったことが悔やまれます。来年こそは、特に、遺伝子操作食品の表
示でそんなすばらしい合意ができたら、、、、と願っています。

                      (熊澤 夏子)