トップへ 他のレポ−ト 首都直下地震の前兆
>>東南海・南海地震の前兆か(2007年記事)

立て続けに起きた関東地方の地震、桜島の噴火、霧島連山でも噴火の兆候、
台湾でも地震が起き、欠陥ビルが倒壊して130人を超える死者が。
東日本大震災を的中させた塩坂博士に、首都直下地震について伺いました。


塩坂邦雄氏
 工学博士、特別上級技術者(土木学会・環境)
東海地震を予知するために、富士川断層の挙動をレーザーを使って観測。
2010年には台湾・第四原発の近くで活断層を発見し、目前にした営業運転を停止させた。



――  このところのニュースに、首都直下地震が心配です。

塩坂  3.11以降、日本列島の地殻がバランスを取ろうとして、 各地で地震、火山活動が活発化しています。桜島の噴火も台湾の地震も、関東近辺で起きてきた数多くの地震も、プレート間の力を調整するための動きです。
7日の朝、夜と起きた茨城県の地震も、すべり残りの関東平野の三角地帯で予想通りの破壊が進行していることの証明になります。

――  では、それほど心配ありませんか?

塩坂 そうではありません。5日に起きた神奈川の地震は、首都直下型地震の前兆で、 銚子―前橋を結ぶ線上で右横ずれ断層が発生することが予想されます。

 銚子―前橋と富士川断層に挟まれた関東盆地の三角地帯は、今まで、動きたくても動けず、残っているのですが、動いたら、首都直下型地震です。 以前から危惧してきた関東平野の三角地帯では、年間の地殻変動を示すベクトル(矢印)が、渦のように回っています。
このベクトルの渦が示すのは、関東盆地が乗る3枚のプレート――北米プレート、そこに、くさびのように入りこんでいるフィリピン海プレート、 その下にある太平洋プレートのせめぎあいです。
地下の震源断層が、ずるずると北西方向と南東方向に動いているので、関東平野でベクトルは渦になっているのです。これが、大きく動いたときに大地震となります。
私はベクトルの変化を監視していますから、危なくなりそうならお知らせします。
東京オリンピックのころが心配です。


月刊誌『食品と暮らしの安全』2016年3月1日発行 No.323 塩坂邦雄氏インタビュー記事全文
(注:ホームページに図は掲載しておりません)



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