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ダニは湿気が大好き
冬も除湿でダニアレルギー対策を

寒くなって布団を下ろすとせきやかゆみが止まらないことがあります。夏に繁殖したダニが原因かもしれません。
ダニアレルギーになると、夜眠れなくなるほどの強いかゆみや、湿疹を伴う皮膚炎を全身に起こします。
また、小児ぜんそく患者の80%〜90%がチリダニのアレルゲンに陽性を示しているそうです。
高気密、高断熱化で高湿度の今の住まいでは、冬でも湿度が高く、掃除と除湿によるダニアレルギー対策が大切です。


高湿度を好むダニ

布団は、チリダニにとって最適の環境
◆エサのフケやアカが豊富で、人の体温で暖かく、人から放出される湿気でじめじめ
チリダニは人間から剥がれ落ちたアカやフケを食べます。その人間の皮膚を消化する消化酵素が生きている人間の皮膚や喉の粘膜まで溶かすことがわかりました。消化酵素まみれで排出されたフンが、人間の肌の角質やバリヤ機能を破壊すると、カビや細菌といったほかのアレルゲンも体内に侵入しやすくなります。また、角質が傷むと、皮膚から水分が失われ、かさかさ肌や肌荒れになります。
夜寝ると、ぜんそくがひどくなる子どもがたくさんいるのは、布団がチリダニにとって最適の環境だからです。エサのフケやアカが豊富で、人の体温で暖かく、しかも人間から放出される湿気をため込んでいる布団はまさにダニの天国です。布団1枚にチリダニの死骸やフンを含めて百万匹分相当のアレルゲンが見つかることがありますし、羽毛枕を2年使用すると、単純計算で枕の重さの約10%が、死がいやフンになることがあるといわれています。

高気密・高断熱化で冬も繁殖可能に
◆1年中暖かく、湿気の抜けない家はチリダニの天国
湿度70〜80%がチリダニにとって最適の生育環境です。湿度75%でヤケヒョウヒダニ(チリダニの1種)が、4週間後に150倍に増えます。しかし、チリダニは乾燥に弱いので、湿度50%以下では体内の水分が取られて活動が鈍り、1〜2週間で死んでしまいます。アメリカ環境保護庁(EPA)は、チリダニを「生物学的汚染物質」と呼び、対策のため、家屋内の湿度を30%から50%にすることを薦めています。
しかし、最近の高気密、高断熱化の住宅は高湿度の問題を抱えているのに、対応できていないのでダニの数が増えすぎてしまい、アレルギーが、ここ20〜30年で問題化したのです。チリダニは昔から人間と共存していて、少数ではまったく害のない生物です。昔の日本の家は、冬は寒くて乾燥していたので、ダニは活動を停止していました。しかし、1年中暖かく、湿気の抜けない最近の日本の家はチリダニにとって天国です。1年中活発に活動できるので、膨大な数に増えてしまい、膨大なダニのフンでアレルギー症状が出てしまう人が増えたのだと考えられます。

対策は掃除と除湿

まずは掃除で原因除去を
◆掃除機がけでダニアレルギーの症状が大幅に緩和
まずは、布団やソファー、カーペットなどからダニのエサやフンを取り除くことが大切です。徹底的に掃除機をかけると、ダニアレルギーの症状を大幅に緩和する効果があります。しかし、そのとき最も重要なのは0.3μmのチリまでゼロにできる排気のきれいな掃除機を選ぶことです。国産掃除機は、ダニの死がいやフンを細かく砕き、排気から微粒子にして空中に撒き散らします。そうなると、ぜんそくをかえって悪化させることになりかねません。

レポート:掃除機は家庭の空気の汚染源

湿度を低くしてダニの数を減らす
◆湿気の大部分は壁・布団・カーペット・ソファなどに吸収されてしまう
高気密の家では、冬場になにもしなくても屋内の湿度はかなり高くなります。暖房で灯油1リットルを燃やすと、空気中に1リットルの水(湿度)が排出されます。空気はあまり湿気を含めないので、大部分は、壁から始まって、布団、カーペット、カーテンなどに吸収されます。
また日本の家は局所暖房が多いので、部屋によって10℃以上の温度差ができます。
この温度差によって起こる結露が布団やソファーの表面や内部のダニの住みかに適度の湿気をもたらします。この住みかは一度水を含むとなかなか乾燥させることができません。乾燥させるためには強い風量で絶えず乾燥させた空気を部屋中に循環させる必要があります。
チリダニは1年を通して住居内で大繁殖しています。夏場だけ、乾燥機で対策できればいいというわけにはいきません。しかし、従来の除湿機(コンプレッサー式)では秋から冬にかけて、室温が下がる季節に機能が低下します。寒い冬場でもしっかりと部屋を乾燥できるコンデンス式除湿機で、布団や服、畳から水分をすばやく奪う事が大切です。

加湿より保湿クリームを
◆加湿による結露でカビやダニが増殖し、アレルギーやぜんそくが増える
冬はウイルス対策で加湿を考える家庭が多いのですが、加湿すると結露してカビが生え、ダニも増殖してアレルギーやぜんそく患者を増やしかねません。加湿して室内の湿度を100%にしても、空気中から皮膚を通して体内に水分は取り込めません。乾燥肌ならば、体内から水分が失われるのを防ぐべきで、高純度のワセリンのような保湿クリームを使うほうが効果的です。

使うならコンデンス式除湿乾燥機

納得の基本性能
◆冬でも1日5リットル!だんとつの除湿力
除菌や脱臭などの副次的な宣伝に惑わされずに、どんな気温でもよく除湿する基本性能の高い機種を選ぶことが大切です。
従来のコンプレッサー式(冷却式)の除湿乾燥機は、気温の下がる冬場に機能が低下します。コンデンス除湿機なら特許技術により、 室内の温度変化にほとんど左右されず、年間を通じて優れた除湿力を発揮します。

信頼できる除湿の仕組み
◆機械内部で雑菌もカビも繁殖しにくい
ほとんどの除湿乾燥機は空気を冷却管にぶつけて結露させるため、機械内部で雑菌やカビが繁殖しやすくなっています。
コンデンス式除湿乾燥機は、取り入れた空気を一度ヒーターで熱した後、風と水に分けます。そのため水は熱殺菌された状態となり、雑菌の繁殖が遅いのです。

ぜんそく・ハウスダスト・アレルギー・シックハウス対策に
◆湿気を除去すれば室内のダニ・カビ・雑菌が繁殖しにくくなります
気密性の高い最近の住宅のような、カビ・ダニが暮らしやすい家にはしっかりした除湿対策が必要です。
また、湿度が高くなると室内がシックハウスになりがちです。安全で心地よい住環境を手に入れるなら、カビや雑菌の温床にならず性能も高い除湿器が必要です。



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