掃除するほど体に悪い？
掃除機は家庭の空気の汚染源

本当はアレルゲンを室内に出す

サンヨーが自社商品を棚に上げて、広告で指摘しているように、日本の家庭用掃除機は「ダニやそのフンや死がい、ほこり、カビなどのアレルゲンとして問題になっているハウスダストを舞い上げて」います。
家族にアレルギーや喘息、呼吸器の弱い人がいたら、とても使えない危険な商品です。

「ジェットターン」では0.3ミクロン（1000分の１ミリ＝マイクロメートル）のチリを99.7％捕集することになっています。
これは、すばらしい捕集性能のように見えますが、そうではありません。布団を掃除して1000万個のチリを吸い取ると、3万個が空中にばら撒かれるのです。

松下、三菱、東芝、シャープ、日立の掃除機でも、1万個から5万個が空中に漂うことになります。公表されたチリの捕集性能はサンヨーとあまり変わりません。
このチリがアレルゲンだったら、すぐアレルギー症状が出ることになります。

不当表示で公取に申告

実際は健康を害するのに、商品の箱には「この子の健康は、私が守る」。パンフレットには「家族の健康を守りたい。だからサンヨーのジェットターン」 と表示しているので、「不当表示」と公正取引委員会に申告することにします。
（2004年４月８日にサンヨーの掃除機を「景品表示法違反」として公正取引委員会に申告しました）

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