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POPs条約の締結を進めよう
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ストックホルム条約とは
     ストックホルム条約とは、POPsの廃絶、または生産・使用を制限する条約です。POPsとは、PCBのような残留性を持つ汚染物質。現在では、PCB、ダイオキシン、DDTやHCBといった農薬など12物質がPOPsとして挙げられています。これらの廃絶のために、1998年から政府間交渉が続けられてきました。ようやく2000年12月に、ヨハネスブルグで条約案が合意され、翌年5月、ストックホルムで採択されました。締結国が50カ国以上になると、発効します。

      この条約に締結した国は、2025年までにPCBの使用を全てやめなければなりません。


    ストックホルム条約対象12のPOPs

    用途
    物質
    農薬
    DDT
    トキサフェン
    クロルデン
    ヘプタクロル
    エンドリン
    アルドリン
    ディルドリン
    殺菌剤 ヘキサクロロベンゼン(HCB)
    防火剤
    マイレックス
    絶縁体・熱媒体
    ポリ塩素化ビフェニール(PCB)
    非意図的生成物

    ポリ塩素化ジベンゾダイオキシン
    ポリ塩素化ジベンゾフラン


ストックホルム条約に締結しよう

     ストックホルム条約(POPs条約)に締結すれば、締結国は、処理のための目標を作り、PCB対策を進めなければならなくなります。そのため、まずは、この条約に締結することが重要です。現在29カ国が条約に締結しています(2003年2月現在)。締結がまだの国は締結するように、国内の動きを盛り上げ、政府に働きかけましょう。


 
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